09.07.07

死闘!77ゲーム

一日遅れですが・・・
ウインブルドン決勝についてです。
なにしろ昨日は寝不足で意識がモウロウとしていたのです。
せいぜい3時間と見積もっていたのですが・・・
4時間16分77ゲーム!!
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テニスの1セットは平均すると9ゲームぐらいで決着がつきます。
これを、今回の決勝にあてはめると
77÷9=8.5555555・・・
つまり8セット半彼らは戦ったことになります!
ファイナルセットは16ー14です!!
ファイナルだけで30ゲームですから3セット分
本当に凄い決勝でした。
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この決勝までのフェデラーとロディックの対戦成績は18勝2敗でした。
ウインブルドンの決勝でもフェデラーが2回とも勝っています。
全てのデータがフェデラー有利と示しています。
いくらロディックのサーブがスゴくても、フェデラーがリターンをなんとか返して、
ストローク戦に持ち込めば、フェデラー圧勝だろうと僕は思っていました。
ところが始まってみれば、ストロークが安定しているのはロディックの方で、フェデラーはまったくロディックのサーブをブレイクすることができません。
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芝での闘いは一瞬でも集中力が途切れれば負けに繋がりかねません。
げんに今回の決勝がそんな展開でした。
サービスゲームで1ポイントでも相手に先行されると危ない。そんな極限の闘いだったように思います。
その中を2人とも、まったく集中を途切れさせることなく4時間以上戦いました。
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フェデラーの精神力、集中力の強さには定評がありますが、今回驚いたのはロディックの変化でした。
以前はサーブのみに頼って、他は荒削り。パワーで押し切る感じでしたが、
今回は静かに高いレベルの集中を続けました。
コーチのラリー・ステファンキの力もあるのでしょうが、本人が必死で努力してその域に達したのだと思います。
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僕が見る限りは、今回2人の力はまったくの互角だったと思います。
では、何が勝敗を分けたのか?
それは気まぐれに吹いた風かもしれませんし、だんだん傾いてきた日差しかもしれませんし、芝のわずかなイレギュラかもしれません。ロディックの最後のショットがフレームショットになりましたが、あれもイレギュラかもしれませんね。
最終セットがフェデラーからのサーブになったのも大きかったですね。ロディックはブレイクされたらそこで試合終了ですから・・・精神的疲労がボディブローのように効いてきたのかもしれない。
わずかな運が勝敗を分けた。僕はそう思っています。
ロディックは負けましたが本当に素晴らしかった。
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去年のウインブルドンもテニス史に残る試合でしたが、今回の試合もまたテニス史に残る名勝負でしたね。

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