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11.05.24

「東北魂」

例年のごとく、年明けすぐの繁忙期突入により、またもや激しくお久しぶりになってしまいました。

 

遅ればせながら、東日本大震災で被災された皆様に心よりお見舞いを申し上げますと共に、一日も早い復興をお祈りいたしております。

 

遠く離れた岡山にいてできることは、募金(寄付)、そして普通の生活を続けることだと思っています。
自粛より、復興のためには経済を止めないことが大事ですよね。
西日本が日本経済を引っ張ります!なんていうのはおこがましいですが、それくらいの気持ちでお仕事も頑張ります!p(・∩・)q

 

さる5月22日、岡山市民会館で開かれた「爆笑バトルライブツアー2011 in 岡山」に行ってきました。
自らもロケ中に被災していたという仙台出身サンドウィッチマンの呼びかけにより立ち上げられたチャリティーライブ
出演者はサンドウィッチマンの他、響、我が家、U字工事、キングオブコメディなど。
豪華、豪華!O(≧▽≦)O ワーイ♪
ライブは文句なしに面白かった!ツアーバスも出ていたみたいで、広島、高知など近県からもたくさんの方が来られていたようです。すごく盛り上がっていました。

 

サンドウィッチマンプロデュースのチャリティーTシャツも売られていました。
メーカーの協力により、売上げの全額が義捐金として寄付されるそうです。

1枚:1,500円なり。

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バックには「ナメるな!」と強い言葉が使われており、ひっかかる方もいるかもしれません。
震災直後のブログでも伊達ちゃん(金髪の方)が書かれていた言葉ですが、ショックに打ちのめされそうな自分を奮い立たせるため、あえて使ったのだそうです。

            

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全てのお店は閉まっています、信号もありません。


でもね、ちゃんとお互い助け合って順番を譲ってあげたりしています、だから変な事故とか争いがありません。


みんなスゴいです!!


戦後、俺たちのじいちゃんやばぁちゃんは日本を復活させた。
世界には奇跡と言われた日本の復興。


必ず復興します!
日本をナメるな!
東北をナメるな!

               (3/12 サンドウィッチマン伊達みきおオフシャルブログより)

 

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ブログも読みましたが、被害を目の当たりにした人の言葉というのはやはり違うと思いました。
震災直後から行っていた被災者目線での現状発信や、批判も覚悟の上での提言、自ら行った1,000万円の寄付など、お二人の熱意と行動は本当に素晴らしいと思います。
今回のチャリティーライブについても「何年でもやっていきたいし、やり続けることが大切」との意向。ますますファンになりました☆


ちなみに、イギリス紙「インディペンデント・オン・サンデー」の1面に「がんばれ、日本。がんばれ東北。」と日本語で記された日の丸が掲げられたのも、伊達ちゃんブログがきっかけだといわれています。

 

こちら(楽天)からも購入できます。
全額が寄付されるチャリティーTシャツはこれですよ。
類似品にご注意ください。

 

ライブ後はサンドウィッチマンの二人による募金の呼びかけ。

 

長蛇の列ができ、ほとんどの方がお札を入れられていました!
ごめんなさい。その時1万円札1枚しか持ち合わせがなく、ありったけの小銭(^^;)を募金させてもらいました。

 

募金、そして握手。
大きくて暖かな手からも、復興にかける熱く真剣な思いが伝わってきました。
伊達ちゃん、大好き

 

もっと千円札持っていくべきだった(1万円札と言えない私を許して(><))とか、Tシャツもっと買ってもよかったな。
後から思ってしまったので、その心残り分を、彼らが立ち上げた義援金口座「東北魂」に翌日振り込みました。
義援金受付窓口や募金箱はたくさんありますが、私は伊達ちゃん達に託したいと思ったのです。

 

たくさんありすぎる義捐金受付窓口や募金箱。
せっかくの善意を無にしないために、ある程度自分で調べるなどして、自分が託したいと思うところに寄付をするのがよいと思います。 

『こんな募金箱に寄付してはいけない』


今回の件で、ボランティアに興味をもたれた方も多いと思います。
大学生のみならず、ボランティア初心者にも分かりやすく解説された本はこちら。

『大学生のためのボランティア活動ハンドブック』

 
海外からもたくさんの支援がよせらせ、本当に有難いと思います。
日本は世界から愛されていました。

 

『世界が愛した日本』

 
ACのCM効果で、再ブーム到来の金子みすゞ。
彼女の詩はかわいくて好きです。「お魚」とか「ふしぎ」とか特に好き。
生きとし生けるもの(どころか無生物に対しても)に対する等しい眼差しとか、その子どものような感性に、すごく共感できます。 

『金子みすゞ童謡集』

 

弊社書籍著者の先生からも収益を義援金にと、支援のお申し出をいただいております。
ありがとうございます。<(_ _)>

 
『ストレングスアプローチワークブック』

10.12.27

そしてひとつの時代が終わった

もぉ~~~、やっとです。
最後の最後で笑い飯、悲願のM-1グランプリ優勝です!

 

紳助が言ってたように、これまでわざと逃してた感もあって、勝つ気ないのかな、と思っていました。
だけど優勝後の涙を見て、あぁ、彼らも本当に勝ちたかったんだ、ちゃんと戦ってたんだな、ということがよく分かった(;;)。本当によかったよ。

おめでとーーーー! (≧∇≦)/(≧∇≦)/(≧∇≦)/(≧∇≦)/

 

笑い飯1本目は、昨年100点を出した鳥人と同系ネタ。デジャブ・・・。
それ自体はおもしろかったものの、1年前の悪夢(決勝2本目でまさかの下ネタ)が脳裏をよぎる。

 

そしてスリムクラブ。
衝撃でしたね。めっさ笑いました。
目新しさって有利だし、もしやまさかと、いごっそ怖かった!

 

だけど、あれって漫才でした??
本人も言ってたけど「セキュリティ甘すぎ」?(^▽^;)
キャラじゃなく、ネタの上手さ、面白さで笑わせる漫才王者を、というのがM-1そもそもの成り立ちだったはず。
なので2本目の盛り上がりが今一つだったにしても、「取らせてあげたかった」気持ちがあったとしても、笑い飯の優勝は妥当p(・∩・)q

 

M-1グランプリ the Best 2001~2003 [DVD]


 

 

フットボールアワーが優勝するはずだった(私基準)2002年。
ラストイヤー、かつ非吉本をアピールしていた「ますだおかだ」が優勝。
笑い飯の悲喜劇は、思えばこれが始まりだった。

 

翌2003年、今や伝説の「奈良県立歴史民俗博物館」ネタをひっさげ、笑い飯優勢。
でも、(前年のことがあるから?)フット優勝。

 

それ以来、M-1舞台で笑い飯がすべるたび、もしもあの時と、夢想せずにはいられなかった。
だけどラストイヤーで優勝を決めた今、すべてはこのための、長い長い前フリだったのかとも思えてくる。

 

M-1の歴史は笑い飯の歴史。
毎年インパクト大の伏兵が出てくる中、9年連続決勝進出の実力は伊達じゃない。
これも一つの伝説。

 

M-1グランプリ2002完全版~その激闘のすべて・伝説の敗者復活戦完全収録~ [DVD]

この年のベストはフットの1本目「ファミレス」。
だけど笑い飯も鮮烈なデビューだった。面白かった。
 

 

M-1グランプリ2003 [DVD]

笑い飯1本目の博物館ネタは必見!
フット大好きだけど、このときは笑い飯行った!と思った。 

 

 

ネット上では素人の票で決めるべきって声が多いけど、一般人票を採用していた2001年見たら考え変わると思う。

 

M-1グランプリ2001 完全版 ~そして伝説は始まった~ [DVD]

 

 それにしてもM-1終わっちゃうのは、本当に寂しい(;△;)。
今やS何とかバトルとか、1,000万円のインパクトは薄れたものの、年に一度の大舞台「M-1」ブランドの重みっていうのは、やはり別格だと思う。
来年からの年の瀬は、何を楽しみに生きていけばいいのだろう・・・。