▼2009 年 1 月 のアーカイブ

09.01.23

ファーストドッグ 間もなく決定?!

熱血編集長がインフルエンザでダウン中のため、代わって連投させていただきます。

 

オバマ大統領が娘さんに公約していたU・x・Uの件ですが、2犬種までに絞られたみたいですね。
「ラブラドゥードル」か「ポーチュギーズ・ウォーター・ドッグ」のどちらか。

 (昼休みにチラリと見た1/22放送TBS「ピンポン」情報です)
長女にアレルギーがあるとのことで、毛がほとんど抜けないこの2種に絞られたのだとか。
そして当の娘さんはラブラドゥードルをとても気に入っているそうなので、もうそちらで決まりかな?
番組でその2犬種が紹介されていたんですが、もぅあまりの可愛らしさに胸を打ち抜かれました(はぁと)。
クルクルモコモコの巻き毛に愛らしいお目目のラブラドゥードルちゃん。うぅ、ぬいぐるみです。可愛いすぎます。犬萌えです。(*´◇`*)

 

ラブラドゥードルはその名前からも推察できるように、ラブラドールとプードルのミックス犬です。
従順で賢くて、それでいて愛嬌もあって可愛くて、しかも毛が抜けない!
それぞれのいいところだけを受け継いだ理想的なわんこなのだという。
どうしてそんなコができたかというと、もともとはアレルギーを持つ人のための盲導犬を、という要望から掛け合わせを始めたのだとか。
その後、地道な選択交配が続けられ、新たに4つの犬種がラブラドゥードルの祖先として名を連ね、30年以上の歳月を経た今、ようやく理想的な一犬種として完成しつつあるのだそうです。ラブラドールとプードルをかけた一代目、いわゆるF1はラブラドゥードルとしての性質が安定せず、アレルギーフレンドリーではない場合も多いそうです。
本来のラブラドゥードル(オーストラリアン・ラブラドゥードル)は現在オーストラリアとアメリカなどの限られたブリーダーのところでのみ、厳重に管理されて繁殖されています。

日本国内では繁殖されていないそうですので、お気をつけください。
そして乱交配を避けるため、ブリーダーの元を離れるときは、すべて不妊の処置が施されているのだそうです。

 

ん?ということは・・・。
オバマさん、シェルター(野犬・不要犬!収容施設)の犬を引き取りたいって言ってましたよね?「私のような雑種の子を」と。
もしかするとイメージアップ作戦だったのかもしれないけど、それでも「おぉ!いい人だ!」って思っていたんですが・・・。オーストラリアン・ラブラドゥードルであれば、ブリーダーから購入するという以外に選択肢はなさそうですね(F1ならばアメリカのシェルターにも収容されているらしい)。
ワンコ界でのシンデレラストーリーというか、アメリカンドリームは幻となりそうな予感。
オバマさんほど影響力のある人がシェルター犬を引き取ってくれたら、アメリカだけじゃなく日本でも、もっと関心を持つ人が増えたでしょうが・・・。残念です。_| ̄|○

 

米国では年間、約700万頭の犬がシェルターに保護されているそうです。(ただしアメリカは里親制度などが比較的進んでいるため、保護された子のうち殺処分となるのは、日本よりは割合が低いと思われます)
そして日本では、年間約40万頭の犬猫が殺処分にされているとのこと(下記参照)。

 

http://news.goo.ne.jp/article/hatake/life/hatake-20080623-01.html

 

そうそう。一時「崖っぷち犬」が話題になり飼い主希望が殺到しましたが、犬を飼える環境であるなら、あの子でなくても保健所にいる子を救出してあげればいいのに・・・って思ってました。
考えだすと何とも重暗い気分になってきますが、希望の光となるかもしれない本を発見!
捨て犬や捨て猫の命を、何とか救おうと奮闘している街があるそうです。

 

『捨て犬を救う街』

 

今後ラブラドゥードルがブームになりそうですが、乱交配するインチキブリーダーや「(F1であったため)こんなはずじゃなかった」とか「(ブームに乗ってみたけど)飽きた」とか言って捨ててしまう無責任な飼い主が増殖しないことを切に願います。

09.01.22

アメリカ人の半分はニューヨークの場所を知らない

オバマ新大統領の就任式、日本時間では深夜スタートでしたが、TVを見られていた方も多いと思います。

睡眠不足でも、何だか終始興奮ぎみな一日でした。

 
注目されていた就任演説ですが「60年前には地元のレストランで食事をすることも許されなかったであろう父親を持つ男が今、最も神聖な宣誓を行う・・・」というくだりでは、かなりグッときました。

60年、そしてキング牧師による名演説からは46年、当時誰もが実現することはないだろうと思っていたアフリカ系(黒人)初の大統領誕生。

アメリカだけでなく、全世界にとって紛れもない歴史的な日だったんだと思います。
世界史の教科書にも記載されるでしょうし、後世にはNHK「その時 歴史は動いた」でも取り上られるに違いない!

 
「今日のその時は、2009年1月20日(アメリカ時間でOK?)といたしました」

という松平キャスターの名調子が聞こえてきそうです。
と思っていたら、番組終了が決まったんですね。残念。

 
さて、本日は簡単お手軽にアメリカ事情を知りたいのぉ(*゚-゚)という私のような人にお薦めなアメリカ入門書のご紹介です。

 
『アメリカ人の半分はニューヨークの場所を知らない』

 

アメリカは何であんなに戦争が好きなのか?ブッシュ(前)大統領はなぜ再選できたのか?

 

もともとは週刊誌のコラムとして連載されていたものに加筆、修正などしてまとめたものだそう。語り口は軽妙で小難しくはなく、非常に読みやすかったです。 

 

まず、このキャッチーなタイトルは、2006年にナショナルジオグラフィックがアメリカの若者を対象に行った調査結果によるものだそうです。
ちなみにイラクの場所が分からなかったのは63%。自国と戦争をしている国なのに。

 

アメリカ人の無知は、2004年の大統領選挙でブッシュが再選された理由の一つだという。
そもそもアメリカには「無知こそ善」とする思想、反知性主義というものがあるらしい。
余計な知識は聖書への疑いを増すだけだからだ。
聖書の言葉を歴史的事実として受け取る「福音派」は共和党の強力な支持基盤であり、アメリカ全人口の3割を占めるといわれる。
進化論やビッグバンを否定し、宇宙は神が7日間で創ったものだと教える。
子供たちを洗脳し、ブッシュはゲイや中絶や異教徒と戦う聖人なんだと教え込む。

 

ろくな教育も受けられない貧困層の若者は戦場へ送り込まれ、残虐行為に加担した彼らの多くは、帰還後もPTSDに苦しみ続ける。

その一方で、富裕層の軍隊経験者は激減しており、政治家の軍隊経験者にいたっては約5パーセントに過ぎない。
そんな中、大統領選でオバマさんと戦ったマケイン氏は、ベトナム戦争で捕虜になり、数年にわたる過酷な拷問を経験している。そして自分の息子を、戦死率の高い海兵隊に入隊させたという。

この本が発行されたのは2008年の10月。大統領選前であるが、マケインさんに好意的な記述が目立ったことも興味深い。

 

他にも、年収360万円で200万円の借金もある若者に2億円以上も貸し付けたローン業者(いわゆるサブプライムローン)の話、病人を見殺しにする医療制度、石油業界の圧力、アンチ・ゲイを高らかに叫びながら同性との関係を暴露された政治家など、今のアメリカが抱える様々な問題とその背景にあるものをうかがい知ることができる。

 

宗教を否定するつもりはありません。
ですが、一神教のあまりにも強固な排他性は、クリスマスに浮かれ、初詣は神社・仏閣に行くという多くの日本人には理解しにくいもの。
「反知性主義」というのも、支配層の作戦なんじゃないかと思えてきます。疑うことを知らず、無知でいてくれた方が操作しやすいから。結局は一部の人間が、自分たちの利益のために宗教を利用しているだけのような気がしてくるのです。

 

でも、それは日本も同じかもしれませんね。
庶民からはしっかり搾り取るくせに、天下ったり渡ったりする人達の既得権は何としても守られるみたいだし、何してるんだかしてないんだかわかんない公益法人多すぎだし、世論の反映されない法案もいつのまにか通ってるし、マスコミは総理が漢字読めないとかどーでもいいことしか報道してくれないし・・・。
なんかぁ、私たち国民って、ものすごくバカにされてる気がするんですけどぉ。

まったく世の中、理不尽なことだらけです。

だけど、そんな政治家を選んだのは国民のはず(総理は選んでないけど)。

オバマ大統領就任演説の「我々の経済は、ひどく弱体化している。一部の者の強欲と無責任の結果であるだけでなく、厳しい決断をすることなく、国家を新しい時代に適合させそこなった我々全員の失敗の結果である。」というところ。
これってそのまま日本にも置き換えられるんじゃ・・・と思っちゃいました。

 

問題山積みなところに大きすぎる期待で、これから大変だと思いますが、オバマさんには何とか頑張っていただきたいと思います。

てか日本も頑張るのだ!

 

 

 

 

あ、そうそう。ニューヨークの場所なんて私も知りませんが・・・という方にお薦めなのはこちら。

今がわかる時代がわかる世界地図 2009年版

地図とともに各国の基本データ(面積、人口、国旗、政治的リーダーなど)から軍事費、GDP、国連分担金、生活習慣病などのランキング、宗教分布など、政治、社会、経済、環境、スポーツ各ジャンルの最新データが掲載されたおもしろ賢い?ビジュアル世界地図です。

毎年データは最新版にさしかえられ、新しい時事テーマなども追加されるようです。

私が持っているのは少々旧く2005年版なのですが「牛肉消費とBSE」というトピックに懐かしさを感じます。

2009年版にはアメリカ大統領選挙、ガソリン価格などが新しいテーマとして加わっている様子。

09.01.20

Challenge

テニスの全豪オープンが開幕しました。
残念ながら負けてしまいましたが、伊達さん素晴らしかったと思います。
13年ものブランクがありながら、第一線に復帰して、全豪オープンの本戦入りです。
これは本当にすごいことです。

ここ5、6年のテニスの進歩は凄まじいものがあります。
昔ならサーブ1本、ストローク1本で決まってしまうような球でも、今では決まりません。
エース級のショットの打ち合いになるのです。
お互いにものすごいスピードで動き回り、強烈な球を打ち続けるのです。
その現代テニスに帰ってきて1年もたたないうちに、世界レベルで戦える。
モノが違うとしか言いようがありません。

前にこのブログに書きましたが、伊達さんと同じ日に僕も5年のブランクを乗り越えて、テニスに復帰しました。
僕のレベルはというと、小学生の大会ならそこそこ戦えるぐらいですかねー。
これでも自分史上最強なんですが・・・
でもいいのです。自分の中の目標ですから。今年は中学生を目指しますよ。

それともう一つ。今年始めたことがあります。
写真サークルに入ってみたのです。
先日そのサークルの第一回会合に出席したのですが・・・
見事に最年長でした!!
最年少は19歳!!
みんな若くて、野望と情熱に燃えています。
ちょっと圧倒されました。
でもいい刺激になりますね。

謙虚さと情熱を持っていれば、いくつになっても新しいことは始められます。

先週行ったスキー場でも、おじいさんがボードを習ってましたよ!
まだまだ僕も負けられません。

09.01.15

「年明けうどん」と倉敷の“ぶ”

お久しぶりでございます。
言い訳してもいいですか?
私事で恐縮ですが、年末に不幸があってそのまま休暇になだれ込み、バタバタと始まった年明けでは根を詰めすぎ?体調を崩してしまいました。
でも、復活しました!本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。

 

皆さん、大晦日には年越しそばを召し上がりましたか?
今年は「年越しそば」に対抗し「年明けうどん」なるものが登場していましたね。
「年明けうどん」とは、元旦から15日までに食べるうどんのことを指し、純白のうどんにえび天、金時人参のかきあげ、梅干しなど のトッピングを用いて新春を祝うというもの。香川県の麺業界が提唱したものですが、さぬきうどんのみならず全国の名産うどん活性化を目指しているそうです。

 

関東はうどんではなく蕎麦文化なんですよね?
岡山は香川県に近いこともあり、蕎麦より断然うどん派が多いです。何年か前の讃岐うどんブームの際には香川うどん遍路に興じましたが、お店(とか製麺所)によって麺もまったく別物、食し方も様々で、うどんは本当に奥が深いです。といっても私なんてうどんを語るにはまだまだひよっこ。当社には、今でも定期的な讃岐うどん巡りを欠かさないというつわものもいます。うどんの魅力をもっともっと全国の方に知っていただけたらなぁと思います。うどんガンバレ!

 

また、讃岐うどんだけでなく岡山独自のうどんというものもあるんですよ。
岡山県人には、大きな

「ぶ」

の看板でお馴染み、倉敷名物「ぶっかけうどん」。美味しいですよ~♪
その昔、江戸から来たグルメなお代官様が「こんなに腰が強く、滑らかなうどんは食べたことがない」と絶賛したことが名物発祥のきっかけでした。
詳しくはこちら「ぶっかけ亭本舗 ふるいち」をどうぞ。
   http://www.sqr.or.jp/usr/marubu/index2.html

 

他にも、岡山には美味しいものがい~っぱいありまする。

まずは果物。桃にぶどう。これはもう間違いない!絶対の自信を持って世界に送り出せます。

岡山の清水白桃。これがおいしいんです。しかも美しい!

ぶどうだと、マスカットよりピオーネが個人的にはおすすめ。

金に糸目はつけないぜ!という方には「桃太郎ぶどう」を激しくお薦めしますp(・∩・)q

少々お高いんですが、お・い・しー!んです。何だろう。他には無い感じ。

具体的にどんな感じかご説明したいのですが、実は数年前「ぶどう狩り」に行った際、試食させてもらったのが最初で最後。記憶があいまいで・・・。

だってお高いんですもの~。貧乏人には買えませぬ。

でも、具体的にどんな感じだったかはボンヤリしてても、「何?これ!うまっ!!」と思ったあの感激だけは忘れようにも忘れられません。

 

あとはぁ、「鰆(さわら)」でしょうか。全国的にメジャーなさわらの食べ方というと、西京漬けでしょうか??あるいは普通に塩焼き?

岡山では、焼きに加え「お刺身」で食べることもよくあります。

てゆーか、他の地域ではさわらのお刺身をあまり食べないということを数年前に知りました。

ありがとう!瀬戸内海!

さわらのお刺身、美味しいですよ~。お魚大好き!

 

他にも、いろいろご紹介したいものはあるんですが、長くなるのでまたの機会に!

09.01.14

3連投

4人で順番に書いているこのブログも、ついに僕の3連投である。

この寒さでみんな体調を崩してしまってるのです。

そんななか、一人風邪もひかずにやってる僕はひょっとして?

まあテニスに燃えている僕としては、風邪なんかひくわけにはいかないのです。

でも年とともに抵抗力が落ちているのを自覚しているので、予防には力を入れていますよ。

手洗い、うがいはあたりまえ。

睡眠時間を充分とって、食事にも気をつけて、そのうえにサプリメントでマルチビタミンを…

休憩時間には、ホットレモン?系のジュースでビタミンCレモン○個分。

ひざ掛けは手放さず、寒くなるとさらに毛布を肩からかぶります。

くるぶしを出すなんて、もってのほかです。(石田純一はすごい)

そして今日も寒風のなかテニスへと出かけるのです。

09.01.05

新しい年。スタート

いよいよ2009年もスタートしましたね。

年末年始に親戚が集まって、麻雀をしたって人も結構いるのでしょうか?

我が家でもやってましたよ。賭けはしないのですがね。

子どものころは、さっさと部屋へ追いやられて、大人たちが麻雀牌をまぜる音を聞きながら、眠りについていたものです。

襖の隙間から光が漏れて、時折大人たちの笑い声が聞こえてきました。

最近は不況だとか、派遣切りだとか、内定取り消しだとか、あまりいい話はないですね。
そんな時代におすすめなのが、この本ですね。

 

「麻雀放浪記」で有名な阿佐田哲也氏が、本名の色川武大として書いた、エッセイというか人生訓というか…そんな本です。
僕は、人生のハウツー本の類は好きではないのですが、この本は違います。
上から目線ではなく、博打などを引き合いに出しながら、人生のしのぎ方を教えてくれます。いや気づくように仕向けてくれます。

例えば、僕もそうだったのですが、「自分は何をして生きていけばいいか解からない、やりたい仕事が思い浮かばない」という人に対して、色川氏は、「消去法でいけ」といいます。つまり、絶対無理な方面には行かない。無理な方面を外していって、残った道に進めば、俺にはこの道しかないんだと開き直っていける。欠点からのほうが、自分の特徴をつかみやすいのではないかと。
たしかに、あなたの長所はなんですか? と聞かれるとなかなか出てきませんが、欠点ならどんどん出てきますからね。

「プロはフォームの世界」と色川氏は言います。
つまり、このフォーム(やり方)さえ守っていけば、なんとか勝ち越せる。そういうものを作りなさいと。
もちろん運、不運はあって、勝ちっぱなしの時もあるし、負けてばかりのときもある。
それに惑わされて、フォームを崩してしまうと、勝てなくなってしまう。
誰しもが何らかの世界のプロであるのだから、自分に合わせたフォームを作り、それを信じて戦いなさいと…

まあ引用しだすときりがないのですが、とにかく僕はこの本を、折に触れて読み返しているのです。