▼2014 年 12 月 のアーカイブ

14.12.22

伊勢神宮 宇治橋からの朝日

今日は冬至に新月が重なる、19年に一度の「朔旦冬至」ですね。
とりあえず、お昼はかぼちゃを食べました。

そんなわたくし、実は先日、お伊勢参りに行っておりました。
天照大神がまつられている内宮手前の宇治橋からは、美しい日の出を拝むことができ、
さらに冬至の日には、宇治橋の鳥居のちょうど真正面に朝日を見ることができるということで、
毎年多くの人が訪れています。

冬至少し前、それに近い状態で見られることを期待していたのですが・・・・・・

雨でした。_| ̄|○ il||li
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宇治橋両端のこの鳥居は、今年10月に建て替えられたばかり。
昨年の遷宮を終えて解体された内宮、外宮の各正宮の棟持柱を再利用したものだそうです。
正宮の柱として20年、そしてこれからは宇治橋の鳥居として20年、そのお役目を務めます。
その他にも、旧殿で使用されていたご用材は1本たりとも無駄にせず、神宮内のみならず全国の神社等で再利用されるのだとか。
他の神宮では木材に防腐剤などが塗られていることが多いが、伊勢神宮では、後々再利用しやすいよう、あえて白木を使っているのだそうです。エコですね!

ところで日本でも、たいていのホテルに置かれているのが聖書ですが、今回宿泊した内宮近くのお宿では、聖書の代わりに「古事記」が置かれていました!
「全国のホテルや旅館に『古事記』を置きたい」
と、昨年の講演会で、竹田恒泰さんが言われていたのを思い出しました。


『現代語古事記: 決定版』
日本人のルーツというか、自分の国の「建国の神話」を知ることは、グローバル化が進むほど、より大切になるのかもしれません。

そして、伊勢といえば『伊勢物語』です。

『伊勢物語とその周辺』
その構造のあり方、成立過程などから、物語の性格、作品論的意味など、その魅力を考察。
『伊勢物語』に大きな影響を受けたとされる『源氏物語』やその作者、紫式部をめぐる作品についての論考も収録。

14.12.12

選挙行く?

選挙と聞くと今でも、
「選挙の日って、ウチじゃなぜか、投票行って外食するんだ~♪」
                                (「ザ☆ピ~ス!」/モーニング娘。)
というフレーズが脳内再生されてしまうもっちです。
大儀があるとかないとかいわれていますが、せっかくなので、投票には行きたいと思っています!

以前「選挙」という映画をご紹介しましたが、実は昨年、その第2弾が公開されていたんです~。
こちらが第1弾。

「選挙」DVD

第2弾について、ネット上では「前作と比べるとイマイチ」みたいな評価もあり、どうかな~と思っていましたが、私は意外と楽しめました。前作公開後、政党・政治家さんたちに広がっていたであろう波紋というか反響みたいなものが垣間見えて興味深かったです。

この時(「選挙2」)の選挙で、主人公「山さん」こと山内さんは「脱原発」を訴えていたのですが、そこに着目(?)したのも、NY在住の監督ならではなのかなと思いました。
震災による原発事故に対する関心は、国内以上に海外で高かったのかもしれません。
人気ニュース番組を舞台にしたこの米国ドラマでも、日本の原発事故が取り上げられていました。
このドラマもすごく面白いです。オススメ!

「Newsroom」Comp First Season Select [Blu-ray] [Import]

舞台挨拶には、想田監督と山さんに加え、山さん夫人と息子君も来られていました。
第2弾映画に出演(?)していた息子君は、映画の中より随分と大きくなっていて、
「よその子とゴーヤは育ちが早い!(by博多華丸)を実感しました!

「選挙2」DVD

そして今年は、地方議員の不祥事が、何かとニュースをにぎわす年でもありました。
ですが、本当に地域にため、人のためにと、地道に頑張っている政治家さんもいるはずです。

とある岡山県議会議員の一代記。
ふるさとを想う純粋な志と熱意あふれる活動の軌跡に、本来あるべき「政治」の姿というものが思い起こされます。

『ありがとう 県政を作州へ 粉骨砕身30年!!』