▼‘旅’ カテゴリーのアーカイブ

14.12.22

伊勢神宮 宇治橋からの朝日

今日は冬至に新月が重なる、19年に一度の「朔旦冬至」ですね。
とりあえず、お昼はかぼちゃを食べました。

そんなわたくし、実は先日、お伊勢参りに行っておりました。
天照大神がまつられている内宮手前の宇治橋からは、美しい日の出を拝むことができ、
さらに冬至の日には、宇治橋の鳥居のちょうど真正面に朝日を見ることができるということで、
毎年多くの人が訪れています。

冬至少し前、それに近い状態で見られることを期待していたのですが・・・・・・

雨でした。_| ̄|○ il||li
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宇治橋両端のこの鳥居は、今年10月に建て替えられたばかり。
昨年の遷宮を終えて解体された内宮、外宮の各正宮の棟持柱を再利用したものだそうです。
正宮の柱として20年、そしてこれからは宇治橋の鳥居として20年、そのお役目を務めます。
その他にも、旧殿で使用されていたご用材は1本たりとも無駄にせず、神宮内のみならず全国の神社等で再利用されるのだとか。
他の神宮では木材に防腐剤などが塗られていることが多いが、伊勢神宮では、後々再利用しやすいよう、あえて白木を使っているのだそうです。エコですね!

ところで日本でも、たいていのホテルに置かれているのが聖書ですが、今回宿泊した内宮近くのお宿では、聖書の代わりに「古事記」が置かれていました!
「全国のホテルや旅館に『古事記』を置きたい」
と、昨年の講演会で、竹田恒泰さんが言われていたのを思い出しました。


『現代語古事記: 決定版』
日本人のルーツというか、自分の国の「建国の神話」を知ることは、グローバル化が進むほど、より大切になるのかもしれません。

そして、伊勢といえば『伊勢物語』です。

『伊勢物語とその周辺』
その構造のあり方、成立過程などから、物語の性格、作品論的意味など、その魅力を考察。
『伊勢物語』に大きな影響を受けたとされる『源氏物語』やその作者、紫式部をめぐる作品についての論考も収録。

14.10.31

ニッポンの「カワイイ」

少し前の話になりますが、岡山県立美術館で開催中の
「光琳を慕う 中村芳中展」に行ってきました。

『光琳を慕う―中村芳中』

日本画というと、ちょっととっつきにくい印象もあるかと思いますが、芳中さんの絵は、何だかとってもカワイイのですo(*^▽^*)o
チラシにあった、ま~るいコロコロのわんこ絵が一番の目あてだったのですが、花も木も、あらゆるものが丸くて可愛かったです♪
口を開けてボーッと(?)佇む緊張感ゼロの鹿や鳥、どこかのゆるキャラみたいな子もたくさんいて、見ているこちらの口元も自然とゆるんでくるのです。
そんなステキなカワイイ展なのに、来場者は少なめで、何だかもったいないなーと思いました。
「中村芳中」といわれても、ピンとこない人は多いと思うので、もっと「カワイイ」を前面に打ち出せばいいのに、と思いました。


『かわいい琳派』

できることなら円山応挙や神坂雪佳、長沢芦雪とかの作品も集めて、「ニッポンのカワイイ展」にすれば、「日本画とかよくわかんない」っていう女子とか、もっとたくさんの人に見てもらえるのにな~、と思いました。
あ、東京ではそういうの、やってたみたいですね。
次回は岡山でも是非、開催してほしいです!!


『かわいい江戸絵画』

展覧会は、岡山県立美術館で11/3(月)まで開催中です。

芳中さんの絵の可愛らしさには現代にも通じる魅力があり、そういうものを見ていると、かわいいを愛でるメンタリティ」みたいなものは、かなり昔から、日本人には備えられていたのではないのかという気がしてきます。
そういえば、そんなことが、この本にも書かれていました。

『人びとのかたち』(改訂版)

「Kawaii」も今や、世界共通語だといわれています。
2年前のNY、感謝祭パレードで、それを実感する出来事がありました。

老舗デパート「Macy’s(メイシーズ)」主催のこのパレード。
山車やピエロ、マーチングバンドに有名キャラクターの巨大バルーンなどが、マンハッタンの中心部約4kmを練り歩くのですが、その時、栄えあるトップバッターとしてやってきたのは、なんと日本のキティちゃんなのでしたー。
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(著作権に配慮し、目線を入れております)

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観衆の大歓声を受けながら進んで行くキティバルーン。
その時、私の近くで
「Kitty cha—-n!! Ka—Wa–i—-i!!」
と叫ぶ、背の高いyoung manがいました。
この時、アメリカでのキティちゃん人気は本物、そして日本の「Kawaii」も、世界で認知されているのだと強く感じました。

この子もいました!「ピカ☆」
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この黄色い子も、大人気でしたよ!

そういえば今年、サンリオ社長から発せられた
「キティちゃんは猫じゃない」発言は、
アメリカをはじめ、世界を震撼させたようです。(^^;)
そんなキティちゃん、明日11/1は、生誕40周年のお誕生日なんだとか。
おめでとー!★:゜*☆※>(’-'*)♪オメデトウ♪(*’-')<※★:゜*☆

14.07.11

CA(キャビンアテンダント)のヒ・ミ・ツ

七夕の短冊にはいつも、「背が伸びますように!」と書いているもっちです。
  ‥…━━ *  m(゜▽゜* ) ホシニネガイヲ・・・☆彡

あと10cm、いや、せめてあと8cmでも身長があれば、そしてもう少し(少し?)若ければ、
「私もCAを目指していいですか?」
と思ってしまったかもしれません。

若い女性(男性でもOK!)のふんわりとした夢を、強い志望に変えてしまうのが、今回ご紹介する新刊『CAの方程式』です。

皆さん、「キャビンアテンダント(CA)」と聞くと、どんなイメージを持たれるでしょうか。
ちょうど先日、深田恭子主演の「キャビンアテンダント刑事」というドラマも放映されていましたが、いまだ人気の高い「憧れの職業」なのではないかと思います。
近年、契約社員採用が主流となっていましたが、ANAが過去10年間で最大規模、かつ正社員としてのCA採用を発表するなど、ここにきて状況が変わってきました。
羽田空港の国際線発着枠大幅増大やLCCの相次ぐ就航、2020年東京オリンピック決定などが追い風となり、現在、CAの需要は増えているのです!!

元シンガポール航空客室乗務員、現在はCAなど航空業界への就職を目指す人のための専門スクール代表である著者による「CAを目指す人への指南書」です。

『CAの方程式』

そして、同書にも書かれていることですが、CAさんは航空会社の顔。
一般乗客の立場からいうと、
「CAさんの印象がその航空会社の印象を決める」
といっても過言ではありません。
航空チケットをとる際も、航空会社のクチコミなどを見て、比較検討を行うということはよくあると思います。

というわけで、私の乏しい飛行機旅行経験の中から、CAさんにまつわる思い出を書いてみたいと思います。

初めての一人海外旅行。
その不安を少しでも軽減すべく、選んだのは「安心と信頼の日本ブランド(日系航空会社)」。
果たしてそれは正解でした。
エコノミー客に対しても、CAさんは皆感じよく、親切に接してくれました。

アラスカ上空を飛行中のことでした。
眠れずにいた私に、CAさんが
「ちょうど今、あちらの方にオーロラが見えますよ」
と教えてくれました。
死ぬまでに、一度は見てみたいと思っていたオーロラを、思いがけず目にすることができ、とても感激したのを覚えています。
その時のことを思い出すと今でも、「CAさん、ありがとう!」という感謝の気持ちでいっぱいになります。


『オーロラ ウォッチング ガイド』

他にも、機内食では「和」か「洋」かで、かなり迷いました。(><)
CAさんがお薦めしてくれた(和の)「かに釜飯」は本当に美味しかったです!
お薦め、ありがとう!

そしてCAさんだけでなく、グランドスタッフの方たちも皆、丁寧で感じがよかったです。
日本でも、渡航先においてもです。
「安心と信頼の日本ブランド」の地位は、私の中で確固たるものとなりました。

あっ、でも日系に限らず、良い航空会社はもちろんあると思います。
これからCAを目指すという方々には、それぞれの航空会社の良い顔となるべく、是非とも頑張っていただきたいと思います。

ところで先日7月7日は、こちら「晴れの国おかやま」も、あいにく雨の一日でした。
ですが、本来の(伝統的)七夕は旧暦7月7日。
「伝統行事を新暦で行うと季節感に合わない」
の典型が七夕ではないでしょうか。
ちょうど梅雨の時期にあたる上、七夕の主役となる星たちの高度も低い7月に比べ、旧暦七夕(今年は8月2日)の頃は梅雨もあけ、織姫星や彦星、天の川の高度も高くなり、ぐっと「七夕」らしくなるのです。
今でも田舎の方では、ひと月遅れで行うところもあるのではないでしょうか。
というわけで、旧暦七夕の8月2日、または月遅れの8月7日が晴れならば、
織姫と彦星は、会えると思います!☆彡


『旧暦で今をたのしむ「暮らし歳時記」』

14.06.10

ボストンの北斎、日本に里帰り中

先日、神戸市立博物館で開催中の「ボストン美術館 浮世絵名品展 北斎」に行ってきました。
世界屈指の日本美術コレクションで知られる米国・ボストン美術館所蔵の北斎作品の数々が、現在日本に里帰り中なのです。
代表作「冨嶽三十六景」や「諸国瀧廻り」、「百物語」などの他、世界中でボストン美術館にしかないという珍しい作品も出品されています。
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絵画には全く詳しくない私ですが、なぜだか浮世絵はとっつきやすく、面白いな~と思っていました。
マンガチックなデフォルメ具合に惹かれるのかもしれません。

今回の北斎作品、緻密さや躍動感の素晴らしさはもちろんのこと、そこに描かれた当時の風俗そのものにも興味をそそられます。
「○○という版元から出版されたものです」などという説明があると、「版元(出版社のこと)」っていう言葉もこのころからあるんだよなぁと、しばし感慨にふけったりもしてみました。
また、解剖学的にみてもかなり正確だという骸骨や、西洋絵画を意識したと思われるもの、だまし絵(隠し絵?)みたいなものなど、実験的試みや遊び心のあるものも多く見られ、晩年になってなお、
猫一匹すら(満足に)描けねぇ
と嘆いたといわれる北斎のあくなき向上心、好奇心をうかがうことができます。


『もっと知りたい葛飾北斎―生涯と作品』

そして浮世絵といえば、歌舞伎とも縁が深いということで、音声ガイドのナビゲーターは四代目市川猿之助さんでした。

『祝!四代目市川猿之助襲名記念 僕は、亀治郎でした。』

その猿之助さんも出演されていた「伝統芸能の今」という公演が先月倉敷でありました。
津軽三味線と狂言のコラボ、津軽三味線をバックにした猿之助さんの創作舞踊、一つの演目を狂言と歌舞伎で演じるなど、異ジャンルのアーティストたちによるコラボレーション、すごく面白い舞台でした。
「ゴールドリボン」と「世界の子どもにワクチンを」のチャリティー企画ということで、演者さんたち自ら募金箱を持ったり、客席を回ってのプログラム(手ぬぐい付き)販売などもされていました。
かなり間近で拝見した猿之助さんのお顔(たぶんすっぴん)は、毎日白塗り厚塗りしているはずなのに、スベスベつるつる、すごくキレイでびっくりしました!秘訣を教えてください!!
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昨年あたりから、様々なジャンルのコラボ芸術舞台をいくつか見る機会がありました。
それらの斬新な試みは「邪道」といわれることもあるでしょう。
ですが素人にとっては、とっつきやすくて面白い。
入り口としては、そういうものもあってよいのではないかと思います。

そして時には、そんな素人目線、というか「外からの視点」というのが大きな意味を持つことがあります。
明治維新以降、西洋志向が強まり、伝統文化は軽んじられていった。
多くの日本美術品が市場に放出され、二束三文で扱われたといわれています。
そんな時、日本美術に魅せられ、価値を認めたのは異国の人々でした。


『ボストン美術館秘蔵 スポルディング・コレクション名作選』

素晴らしい日本美術品の多くが今、ボストンにある。
それを文化財の海外流出と捉えると残念な気もしますが、その後の歴史を考えると、もしも海を渡っていなければ、現在まで残ってはいなかったかもしれない、とも思えます。
そして何より、今なお鮮やかな色彩を放つ北斎作品の、その保存状態のよさに、とても大事にされてきたのだということが見てとれ、「ボストン、ありがとう!」 という感謝の思いで一杯になるのです。

今回出品されている作品は、少なくとも今後50年間、他館への貸し出しはもちろん、ボストン美術館においてですら公開はしないといわれています。
人気のため混雑は必至ですが、興味がおありの方は、この機会に是非!!


『北斎決定版』

海外では「BIG WAVE」と呼ばれる「富嶽三十六景・神奈川沖浪裏」。
それにインスピレーションを受けて作られたのが、ドビュッシーの代表作、交響詩「海」。

「ドビュッシー:管弦楽曲集」

20世紀を代表する建築家、フランク・ロイド・ライトも浮世絵に魅せられた一人でした。
ボストンの大富豪、ウィリアム・スチュアートとジョン・テイラー・スポルディング兄弟がボストン美術館に寄贈した多くの浮世絵版画は、当時日本に滞在していたライトを通じて購入したものなのだそうです。

フランク・ロイド・ライトの建築遺産

朝一が比較的すいているとの噂ですが、私は土曜日限定の「イブニング・レクチャー(学芸員さんによる展覧会の見どころ解説)」狙いで、夕方5時前に到着しました。
その時点で45分の入館待ち!!
ですが、展示コーナーには入れずとも、レクチャーの行われる講堂には入れるのです!
何だかお得!
土曜日夕方、お薦めです!

13.02.22

 ネロが焦がれたルーベンス + 「怖い絵」

今日も仕事が終わらない。
パトラッシュ、僕はもう疲れたよ・・・。


『フランダースの犬 』

完結版『フランダースの犬 』DVD

あの時のネロと同じような気持ち(?)で、私も今、ルーベンスの絵を眺めています。
デスクに置いた卓上カレンダー。「大エルミタージュ美術館展」で昨年購入したものですが、2月を飾っているのが、ちょうどルーベンスの絵だったのです。
(ネロが見たのとは別の絵ですが)

前ブログで書いた名古屋遠征。実はミュージカル観劇の他に、この展覧会(in名古屋市美術館)訪問も目的の一つでした。

訪れたのは、『怖い絵』シリーズなどでお馴染み、中野京子氏の記念講演開催日。
到着した開演1時間前には既に満席。さすが中野先生、大人気です!
私は立ち見で参加しました。


『怖い絵 泣く女篇』文庫

「絵を見るのに理屈なんていらない。ただ感じればいいんだ。」という人がいます。
確かにそういう絵もあるのでしょう。でも、絵を描くことに意味があった時代、その時代特有の風俗や背景を知らなければ、感じるものも感じられない。
そんなことを教えてくれたのが中野氏でした。


「たとえばドガの踊り子の絵。当時のパリの常識では現代と全く異なりバレエはオペラの添え物でしかなく、バレリーナは下層階級出身の、娼婦と変わりない存在でした。それを知っているといないのとでは、ドガの作品が与える印象は180度といっていいほど違ってくるのではないでしょうか。」

                            (中野京子著『「怖い絵」で人間を読む』より)

絵画を「読み解く」ということ。
私のように絵心皆無な人間にとって、ただ「感じろ」というのは存外にハードルが高いもの。
だけど時代背景や人物の関係性などの予備知識を持って、そこに込められただろう想い、繰り広げられたかもしれないドラマを妄想しながら眺めることを始めると、それが俄然面白くなってくるのですo(*^^*)o。


『「怖い絵」で人間を読む』
お話は面白く、サインもいただき、満足しました

「歴史は勝者が作るもの。」
「見方を変えれば、物事はまったく違ったふうに見えてくる。」

講演会での中野氏の言葉はウィキッドにつながり、また以前聴いた吉村作治氏講演会でのお話も思い出されました。

「海の魚たちを描いた壁画(とか道具)があったとする。それを見た人はまず、昔この辺りは海に近かったのだと思うだろう。でも実際にはその時代、そこは海からかなり離れていたことが分かったりする。遠いからこそ、めったにお目にかかれないからこそ、いつか見た(聞いた)海や魚に憧れる。身近にあるものでなく、憧れや渇望を描き残すということもある。」
その話を聞いた時、「目から鱗」がボロボロとこぼれ落ちたような気がしました。
魚だけに・・・・・・(^^;) 。


『ルーベンス ネロが最後に見た天使』

ネロも焦がれたルーベンス。
カレンダー掲載作品の他、展示の中にあったのが「ローマの慈愛」。
これがなかなかの衝撃作でした(゚д゚)。
「これぞ究極の慈悲!親子の絆!」と感動する人もいるのでしょうが、人間が未熟だからか、母性が欠けているせいか、私は生理的にちょっと・・・と思ってしまいました。
ネロ、ごめん。

とはいえ、巨匠といわれる画家たちでも、ゴッホをはじめ生前ほとんど評価されていなかったという人は多く、逆に現役時代は人気があっても、それが後世まで続くという人もまた、まれだといいます。
生前から名声を博し、現在に至るまで高い人気を保ち続けているルーベンスが、とても稀有な存在であることは間違いありません。

ルーベンスの他にもレンブラントやモネ、セザンヌ、ピカソ、マティスなど、時代・ジャンル共に幅広い作品が展示されていました。
レンブラントがよかったなぁ。

公式MOOK

『ロマノフ王朝の至宝』

12.10.22

 いいプレイをする奴なら、
     肌が緑色の奴でも雇うぜ

またまたお久しぶりです。
終わらない繁忙期、・・・。追われ続ける日々・・・。
いつか・・・、落ち着ける日は来るのでしょうか。
というわけで、気分転換に久しぶりのブログ投稿です。

9月の始め、名古屋に行ってきました。
メイン目的は、ミュージカル「ウィキッド」を見ること。
実は本場ブロードウェイでミュージカルを見る!という野望があり、そのための予習だったのですが、数ある作品の中で、なぜ「ウィキッド」なのかといいますと・・・、
アメリカンドラマによく出てくるから
「アグリー・ベティ」しかり、「glee」しかりです。

アメリカでは、ミュージカルなどのショービジネスが生活に浸透しているのだろうなと思うと共に、そこに登場する作品を知れば、きっとドラマもさらに深く味わえるだろうと思ったのです。

「アグリー・ベティ シーズン1」コンパクトBOX [DVD]

観劇したのは千秋楽の前日。
千秋楽1週間前からカーテンコールがスペシャルバージョンになるということもあってか、常連さんと思しき人の姿が多く、初心者の私は少々緊張しておりました。
ですが、結果、すごく、すごく良かったです!!!
ありきたりすぎる台詞は使いたくないけど、でもまさに
「感動をありがとう!」って感じでした。
一幕終わりの曲「自由を求めて」(原題は「Defying Gravity」)は特に素晴らしく、心が震えました。感涙。・゜゜・o(iДi)o・゜゜・。
休憩時間に入ってからもしばらく動けず、ぼーっと余韻に浸っておりました。

「glee」で、レイチェルとカートが歌姫対決した時の曲がこの「Defying Gravity」。
あのエピもよかった☆

「glee/グリー」DVDコレクターズBOX

グリー 踊る♪合唱部!?<シーズン1>Volume 1 [Soundtrack]
   

「ウィキッド」は『オズの魔法使い』のプロローグというかアナザーストーリー。
少女ドロシーが出会った二人の魔女(西の悪い魔女エルファバと南の良い魔女グリンダ)が主人公。
緑色の肌と魔法の力を持って生まれ、自由と正義を求めたはずの少女エルファバが、なぜ邪悪な魔女と呼ばれるようになったのかを描いた物語です。

『オズの魔法使い』

「オズの魔法使」特別版 [DVD]

   

児童文学がモチーフとはいえ、これが侮れません。
正義とは何か。多数派=善なのか。そんなことを問いかけられる。
幅広い世代で根強い人気を誇っているのが分かる気がしました。

権力を守るためにわざと「共通の敵」を作るという、今もよくある政治手法。
「歴史は勝者が作るもの。それが真実かどうかは分からない」
数時間前に聞いた中野京子先生の言葉がよみがえりました。

世間一般では「多くの人が信じたもの」が正しく、真実であるとされる。
とりわけ日本人は「みんな」という言葉に弱く、「みんな」の決めた事柄には、常に絶対的権威と正当性が与えられてきた。
数ヶ月前に刊行されたこの本の中にも、そんな「みんなの力」の強さと危険性、「〈みんなで決めたことだから正しい〉という判断基準について」書かれている部分がありました。
とても読みやすくて面白いと思います

権力の社会学

 .

「みんな、頭からっぽだから、何だって信じるんだ」フィエロの言葉。
皆が考えることをやめた時、与えられるものをただ享受し、疑問を持つことをやめた時・・・。
そんな映画もありました。

これも結構おもしろかったです。

『26世紀青年』DVD

大満足だった「ウィキッド」初観劇。
ブロードウェーへの期待もますます膨らみましたo(*^▽^*)o~♪


ミュージカル「ウィキッド」劇団四季版

12.05.02

いちめんのなのはな

いちめんのなのはな
いちめんのなのはな
いちめんのなのはな
いちめんのなのはな
いちめんのなのはな
いちめんのなのはな
いちめんのなのはな
かすかなるむぎぶえ
いちめんのなのはな

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山村暮鳥の詩「風景」が自然に口をついて出る、一面の菜の花畑に遭遇しました。
岡山県笠岡市、干拓地に広がる1,000万本の菜の花です。

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近くに用事があり、急遽探し当て立ち寄ったのですが、予想以上に素敵でよかったです。
この日はGW初日ということもあり、家族連れ、わんこ連れの人たちで賑わっていました。

そしてかわゆいわんこが寄ってきてくれたので、飼い主さんの了承を得てもふらせてもらいましたぁ(*´∇`*)

ふわっふわ、もっこもこのわんこたんU・x・U カワユス
つかの間の至福・・・。

壮大な菜の花畑とかわゆいわんこたんとのふれあいで、花粉と黄砂と多忙のせいでささくれだっていた私の心も、ゆるゆると浄化されるような気がいたしました。

菜の花は5月中旬頃までが見ごろだそうです。

夏には、100万本のひまわり畑に変わります。

春の名詩「風景」が収録されているのはこちら
日本語を味わう名詩入門 4
『山村暮鳥』


 

やっぱり、これは縦書きの方が雰囲気出ますね(・へ・;;)。

11.11.07

社員旅行に行ってきました

11月5日、年に一度の社員旅行に参加し、広島県尾道市と愛媛県今治市を島伝いに結ぶ架け橋「しまなみ海道」をバスで巡りながら3つの島に降りて観光してきました。
ふくろう出版は社員旅行があるのです。なかなかやるでしょ…かな?



[神神と国宝の島 大三島]

全然知りませんでしたが愛媛県の大三島は「国宝の島」。その所以となっている大山祇神社(おおやまづみじんじゃ)は、全国でも6社しかない「国幣大社」とのこと。
それだけでなく「全国各地に一万社余りある山祇神社、三島神社の総本社」「伊予国一宮」「日本国総鎮守」と、にわか調べでは難しくて書けませんが、数数の顔を持っているようで、ともかく格式の高い神社です。
平安・鎌倉・南北朝時代の歴歴の武将が武具甲冑や薙刀、太刀を奉納し、近代以降も初代首相 伊藤博文や旧帝国海軍連合艦隊司令長官 山本五十六など、歴史上の人物が多数参拝に訪れているとのこと。
三島神社の総本社だから鎮座地であるこの地の名が大三島…。「大三+島」でなく「大+三島」なのかな?とちょっと疑問に思いました。疑問はまだ解けていないので、機会があったら調べてみたいです。

大山祇神社パンフレットと国宝館拝観券

大山祇神社パンフレットと国宝館拝観券

樹齢2,600年のクス

参道には樹齢2,600年とされるクスの巨樹

参道の大クスに添えられた由緒書きには乎知命(おちのみこと)の手植えとの伝承が見えます

参道の大クスに添えられた由緒書きには乎知命(おちのみこと)の御手植えとの伝承が見えます




境内の「国宝館」は圧巻でした。源頼朝、源義経をはじめとする歴歴の武将が奉納した武具甲冑や武蔵坊弁慶の奉納物とされる薙刀、後村上天皇、護良親王が奉納した太刀などその名に恥じない国宝、重要文化財の数数。国立博物館に鎮座していてもおかしくないであろうお宝が所狭しと並んでいました。
また「日本海事博物館」という、昭和天皇の海洋生物研究に使われた船「葉山丸」がフロア中央に鎮座する博物館もありました。

神社境内の国宝館外観

神社境内の国宝館外観

館内は武具甲冑、薙刀、太刀と国宝のオンパレード(画像はパンフレットより)

館内は武具甲冑、薙刀、太刀と国宝が所狭しと並びます(画像はパンフレットより)




[昭和の商店街とコロッケ 生口島]

新鮮な瀬戸内の魚貝を昼食にしまなみ最南端の大島でいただき、大島で折り返して午後の見学は広島県の生口島へ。かつては瀬戸田町、今は尾道市となっていて、古くからの観光地 耕三寺と、故平山郁夫画伯の出生地として知られ平山画伯の作品のみを所蔵、展示する平山郁夫美術館で有名な島。
島全体にいくつもサイクリングコースが設けられているようです。この日は朝からあいにくの雨模様でしたが、晴れの日には抜群に気持よさそうですね。

サインリングロード案内の路上ペインティング

サインリングロードを案内する瀬戸田町内の路上のペインティング




この日、耕三寺or美術館を事前に選択して行ったのですが、私のチョイスは美術館でした。雨を予感したわけではないけど、結果的には当たりだったかな?

生口島で思わずテンションが上がったのは、昭和のたたずまいに満ちた「しおまち商店街」とコロッケが名物の「岡哲商店」さん。
岡哲商店さんには、来店した芸能人の色紙が壁一面にいっぱいありました。コロッケは1個80円。昼食を腹がはち切れるくらい食べたばかりなのに、また買い食い…。

人懐っこい笑顔が魅力の岡哲商店のおばちゃん。コロッケ1個80円は1個から購入OKでお味もGOOD!

人懐っこい笑顔が魅力の岡哲商店のおばちゃん。コロッケ1個80円は1個から購入OKでお味もGOOD!

昭和の面影を色濃く残す「しおまち商店街」のたたずまい。コロッケの旨さとこの雰囲気は相乗効果になっているのでは?

昭和の面影を色濃く残す「しおまち商店街」のたたずまい。コロッケの旨さとこの雰囲気は相乗効果を呼んでいるのでは?

平山郁夫美術館の正門

平山郁夫美術館の正門。バーミアン石仏が破壊されて10年になることに因み、平和への願いを込めた特別展を開催中(~11月23日)




天気はあいにくでしたが、仕事では通過するだけだった「しまなみ海道」をじっくりと巡り、情緒あふれる島島の姿にふれることのできた貴重な体験でした。幹事を務められた社員の皆さん、どうもありがとうございました。
このほかにも、みかんと造船と東ちづる&ポルノグラフィティの出身地で知られる因島や「伯方の塩」が有名な伯方島と、本当に芸予諸島はそれぞれ個性豊かです。
他の島も一度訪れてみないといけませんね。

あこう他お造り3種盛(大島 海宿千年松で)

アコウ他3種盛の豪華なお造り。新鮮で甘味が感じられておいしかった(大島 海宿千年松で)

11.09.14

モフモフ♪ZIPPEI 岡山滞在中

朝からウツウツ気分になりがちな、世知辛い世の中です。
それでも、お部屋代を払うため、ご飯を食べるためには、働かなくてはなりません。
そんなやさぐれOL(?)出勤前のつかの間の癒しといえば、

「めざましテレビ」(フジテレビ)の「きょうのわんこ」、

そして「ZIP」(日本テレビ)出演、真っ白ふっさふさの可愛いわんこ「ZIPPEI君」です。

 

そのZIPPEI君、今週はココ岡山県に滞在中です。ワオン♪(U・x・U)

今朝の放送は、県北、鏡野町訪問の様子でした。

 

岡山の温泉といえば美作三湯(湯原・奥津・湯郷)が有名なのですが、その中の一つ、奥津温泉を有しているのが鏡野町です。
かなり山深いところですが、その秘湯っぽい雰囲気が゚+.(・∀・)゚+.゚イイ!!といわれています。

 

そして、このほど女子サッカーチーム「湯郷ベル」のメインスポンサーに決まった山田養蜂場の本社があるのも鏡野町です。

 
先日、所用があって鏡野町近辺に行ったのですが、通りすがりに「山田養蜂場お菓子工房 ぶんぶんファクトリー」なるものがあったので立ち寄ってみました。
それぞれ試食できる10種類くらいのはちみつと、はちみつを使ったお菓子、化粧品などが販売されていました。
ソフトクリームにも惹かれたのですが、それは岡山駅にもあったと思うので、はちみつジェラートを買ってみました。
ちゃんとはちみつの味が感じられ、やさしい甘みで美味しかったですo(*^^*)o~

 

 

ZIPPEIと同じサモエド犬。ブログで人気となったクローカ君です。
かわいい~白くて大きなモフモフちゃん(*´∇`*)
モフモフください。
 

『モフモフ売りがゆく! サモエド・クローカの日記』

 

 

「モフモフ」で検索するとアルパカちゃんもでてきました。
うぅっ・・・。可愛いじゃないか。
そうそう、「クラレちゃん」でお馴染み、株式会社クラレも岡山創業の企業です。 

『もふもふはなこ』

 

白いふわふわもこもこって、やっぱり最強!  
もふもふしたい、もふもふしたい、もふもふしたい、もふりたいっ!!


  『モフモフ家族』

10.12.13

恐竜と瀬戸内アート

師走です。
またまたご無沙汰してしまいました。
時間経ちすぎですが、失われた4ヶ月間にあったメインイベント2つについて、少し書いてみようと思います。

 

前回、岡山で開かれた恐竜展のことを書きましたが、実はその後東京の恐竜展にも行ってきました。

 

「地球最古の恐竜展」
会場:六本木ヒルズ森タワー 森アーツセンターギャラリー
期間:2010年7月10日~9月26日

 

一番の目当ては、東京タワーなどキラキラの夜景をバックに恐竜(骨格標本)を眺められるという素敵コーナー

だけど実は、お写真スポットを間違えていて、目的の夜景バック恐竜写真は撮ることができなかったのです。すごいキレイだったのに・・・_||

何となくの雰囲気だけでもお伝えできるでしょうか・・・?

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「恐竜BAR」

恐竜と夜景を見ながら、お酒を飲むことができるスポット。

グラスの上に乗っている黒い球体はぶどう(だったと思う)。

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CG映像も豊富、照明も凝っていて、お金かかってそうな感じでした。

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食べられてます。キャー!!

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NHKで放送されていた関連番組で見られた方も多いと思いますが、

哺乳類のご先祖様って、つくづく残念な感じですよねぇ。

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アップでどうぞ。

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エンターテイメントとしては面白い!

でも林原さんみたいに説明してくれる人とかはいなかったので、知的好奇心をくすぐってくれる度は、岡山の恐竜ラボに軍配を上げたいと思います。

 

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「恐竜大研究」DVD

 

 

 

 

秋には、瀬戸内国際芸術祭に行ってきました。
近いので、日帰りで何回か行こうと思っていたのですが、暑すぎて気力がわかなかったり、友人と予定が合わなかったりで、結局1日のみ、男木島、女木島の2島をめぐりました。
アート自体は正直「??」なものもありましたが、島はすごく良かった!特に男木島。

島自体の雰囲気が素敵なんです。また行きたい!

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細い路地の坂道が多く、尾道にもちょっと雰囲気が似ているかも。

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眺めていると、住民らしき人が窓から顔をのぞかせ「○時になったらここから水が流れるのよ」などと教えてくださる。和む(。◕∀◕。)
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民家の庭先にこういうの↓があったりするんですが、アート作品なのか住民の趣味のものなのか、ちょっと迷う・・・。

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かぼちゃアート??

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女木島(鬼ヶ島)の洞窟も面白かった。

だけど、桃太郎伝説発祥の地と主張している岡山県人としては、女木のそれを認めてよいものかどうか(女木島は香川県)、ちょっと複雑(^^;

 

こんな鬼が出迎えてくれる。

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いざ、洞窟へ。

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会議中の鬼たち。全然怖くないんですけど。

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あっ、娘っ子が囚われている。これは怖いかも。

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洞窟内のアート

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壁面に映るシルエットがきれい!

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あれ?和解?

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にこやかな鬼に見送られ、洞窟の外へ。

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そこは絶景!

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港には帆船ピアノ

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そしてモアイ・・・。

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カモメたち

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概ね楽しい島旅だったのですが、残念だったのが交通の便。

期間中だけでももっとフェリー増やしてほしかった。JRも。

直島に渡るには宇野港(岡山県)からが近いのですが、宇野線(岡山-宇野)、本数少なすぎ。フェリーとの連絡も悪すぎ。駅前何もなさすぎ。せっかく県外からも人いっぱい来てるのにもったいない。
今回の芸術祭は来場93万人。予想は30万人だったそうですから、想定外のことに対応しきれなかったのかもしれませんが・・・。
それにしても惜しい。
地図とかHPももっとわかりやすくできただろうし、何か色々と惜しい。

 

だけど一番惜しかったのはこの私。
公式ガイドブックを購入し、ネットでも情報収集。おやつを買い、JR、フェリーの乗り換え時間、移動コースなど、事前に計画を練りに練り(というほどでもないが)、途中まではすごく順調に進んでいました。が、最後の最後にワナが・・・。

 

予定では、島を発って夜7時前には高松に着き、何か美味しいものでも食べているはずでした。10~11時には余裕で岡山に帰れていたはず。
がしかし、7時過ぎに私たちが食べていたのはカップラーメン。

何も無い、女木島のフェリー乗り場(待合室)で。
間違えたんです。
ちっちゃく書かれた「夏期臨時便」という文字を見逃していた。・゚゚・(>_<;)・゚゚・。
次の(最終)フェリーまで3時間以上、日の暮れた女木島で過ごすことに・・・。
ごめんよーーー。友人Y。

 

島の夜は早い。祭期間中だろうが、構わず早い。
待合室の食堂は既に閉店。持参していたパンやお菓子も完食しており、何か食べ物をと、とっぷりと日の暮れた島内を回ってみましたが、18時過ぎ、食事のできるところは無し。
そしてそんなフェリー難民を受け入れてくれるのは、そう、待合室だけ。
何も無いなんて言ってごめんなさい。明かりがあり、雨風しのげるだけで御の字です。
待合室で売られていた唯一の食料、それがカップラーメンでした。
侘しさと切なさと心強さと、様々に交錯する思いですすったあの時のカップラーメンを、私は生涯忘れないだろう・・・。

 

それにしても2,3種類あったカップラーメン、すべてが「味噌味」だったのは何でか?

 

美術手帖6月号増刊 「瀬戸内国際芸術祭2010公式ガイドブック 」