▼2009 年 8 月 11 日 のアーカイブ

09.08.11

“leg godt” LEGOで遊ぼう!

僕のレゴ歴は長い。
始めたのは幼稚園か小学1年生の頃だと思う。
数年してあまり作らなくなったが、9歳離れた弟が生まれたため、彼と一緒に作ることに・・・。
そして今では、自分の息子たちと一緒に作っている。
こんなに長い間、同じ玩具で遊べる。そこがレゴの凄いところである。
ウィキペディアによれば、46年前のレゴと現代のレゴでも組み合わせることが出来るとか。
いずれ生まれるだろう僕の孫とも一緒に遊べるかな?
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そして僕にとってレゴの基本中の基本のパーツがこれである。
“レゴ”と聞くと、このパーツが思い浮かぶ。
しかも「赤」でなくてはいけない。
パーツの一つがもはやアイコンになっている。
玩具でもありアートでもありうるのがレゴである。
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そもそも僕の子どもの頃は、こんな分厚いパーツがほとんどだった。
だから、出来上がったものは、実際の形とは、かなりかけ離れていて、かなりの部分を想像力で補う必要があった。
だからこそ、昔のもののほうが、よりアートに近いといえるかもしれない。
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現代のコンピュータのドット絵にも通じる、抽象性と、ミニマリズム。
そこがよかったのだと思う。
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僕の弟の時代になると、かなりパーツの種類も増えてきて、薄い板のようなパーツや、尖ったパーツ、透明なパーツなど、様々なパーツが作られて、かなりリアルなものが作れるようになってきた。
そうなると、新しいパーツを使いたがるのが人というもので、もっさりとした分厚いパーツはほとんど使わなくなってしまった。
LEGO社も一時期はその傾向が進みすぎて、ほとんど専用パーツで他のものに流用できないようなパーツを作っている時期があったが、最近では少し改められているようである。
説明書どうりにつくるのも、LEGOの一つの楽しみではあるが、本当の楽しみは、それを壊して、そのパーツを使い、まったく新しい物を作り出すことにあるように思う。
自分で考えて、自分でデザインして、試行錯誤を繰り替えす。
そこが一番楽しい。お仕着せのパーツはいらない。
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前にも述べたように、僕のLEGOキャリアは相当なもので、自称レゴマイスターだったのだが、最近その存在を脅かすものが現れた。
我が家の息子たちである。
これが家の長男の作ったF1である。
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lego-2
lego-3
「レゴマイスター」から見てもなかなかの出来だ。
もちろんこれは、F1用のパーツで作ったものではなく、「恐竜」や「トラック」その他のパーツを流用して、彼が自分で作ったものだ。
F1のカレンダーを見ながら、パーツを探して組み立てていた。
だからオリジナルデザインではないのだが、今の段階では充分である。
そしていずれ全て自分のデザインで作れるようになれば、一人前だね。
レゴマイスタージュニアの称号を与えてもいい。
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ちなみにこの僕「レゴマイスター」の作った「現代版複葉機」を紹介したかったのだが・・・
子どもたちにパーツを奪われ壊されてしまった。(涙)
しかし、この作っては壊すという儚さもまた、レゴの魅力であるのだな。