社員旅行に行ってきました
11月5日、年に一度の社員旅行に参加し、広島県尾道市と愛媛県今治市を島伝いに結ぶ架け橋「しまなみ海道」をバスで巡りながら3つの島に降りて観光してきました。
ふくろう出版は社員旅行があるのです。なかなかやるでしょ…かな?
[神神と国宝の島 大三島]
全然知りませんでしたが愛媛県の大三島は「国宝の島」。その所以となっている大山祇神社(おおやまづみじんじゃ)は、全国でも6社しかない「国幣大社」とのこと。
それだけでなく「全国各地に一万社余りある山祇神社、三島神社の総本社」「伊予国一宮」「日本国総鎮守」と、にわか調べでは難しくて書けませんが、数数の顔を持っているようで、ともかく格式の高い神社です。
平安・鎌倉・南北朝時代の歴歴の武将が武具甲冑や薙刀、太刀を奉納し、近代以降も初代首相 伊藤博文や旧帝国海軍連合艦隊司令長官 山本五十六など、歴史上の人物が多数参拝に訪れているとのこと。
三島神社の総本社だから鎮座地であるこの地の名が大三島…。「大三+島」でなく「大+三島」なのかな?とちょっと疑問に思いました。疑問はまだ解けていないので、機会があったら調べてみたいです。
境内の「国宝館」は圧巻でした。源頼朝、源義経をはじめとする歴歴の武将が奉納した武具甲冑や武蔵坊弁慶の奉納物とされる薙刀、後村上天皇、護良親王が奉納した太刀などその名に恥じない国宝、重要文化財の数数。国立博物館に鎮座していてもおかしくないであろうお宝が所狭しと並んでいました。
また「日本海事博物館」という、昭和天皇の海洋生物研究に使われた船「葉山丸」がフロア中央に鎮座する博物館もありました。
[昭和の商店街とコロッケ 生口島]
新鮮な瀬戸内の魚貝を昼食にしまなみ最南端の大島でいただき、大島で折り返して午後の見学は広島県の生口島へ。かつては瀬戸田町、今は尾道市となっていて、古くからの観光地 耕三寺と、故平山郁夫画伯の出生地として知られ平山画伯の作品のみを所蔵、展示する平山郁夫美術館で有名な島。
島全体にいくつもサイクリングコースが設けられているようです。この日は朝からあいにくの雨模様でしたが、晴れの日には抜群に気持よさそうですね。
この日、耕三寺or美術館を事前に選択して行ったのですが、私のチョイスは美術館でした。雨を予感したわけではないけど、結果的には当たりだったかな?
生口島で思わずテンションが上がったのは、昭和のたたずまいに満ちた「しおまち商店街」とコロッケが名物の「岡哲商店」さん。
岡哲商店さんには、来店した芸能人の色紙が壁一面にいっぱいありました。コロッケは1個80円。昼食を腹がはち切れるくらい食べたばかりなのに、また買い食い…。
天気はあいにくでしたが、仕事では通過するだけだった「しまなみ海道」をじっくりと巡り、情緒あふれる島島の姿にふれることのできた貴重な体験でした。幹事を務められた社員の皆さん、どうもありがとうございました。
このほかにも、みかんと造船と東ちづる&ポルノグラフィティの出身地で知られる因島や「伯方の塩」が有名な伯方島と、本当に芸予諸島はそれぞれ個性豊かです。
他の島も一度訪れてみないといけませんね。