08.11.22

イチョウ並木と“雉”について

急に寒くなりました。
今日は少し和らぎましたが,今週は岡山でも連日乾いてひんやりとした風が吹き荒れました。
急いでコタツやファンヒーターを出したお宅も多いことでしょう。
灯油が安くなっていて,得した気分ですね。

前前回も書きましたが,ふくろう出版の地元岡山大学には,黄葉や紅葉を楽しませてくれる木木がたくさんあります。
なかでも楷(カイ)の紅葉とイチョウの黄葉は見事で,主役格なのですが,今週,イチョウの方がハイライトを迎えたようです。

私が見たのは19日の水曜日で,好天ながらも,大学北面の通称“半田山”から強い季節風が吹き降ろす一日でした。
イチョウ並木の下から空を見上げると,一面黄色くなったイチョウの葉の間から,澄みきった真っ青な空と真っ白な雲が見えて,コントラストが実に鮮やかでした。
風が吹くと大量の葉がはらはらと舞い,その一枚一枚が陽光を反射して,そこらじゅうで光を放っていました。
地域の方も多数訪れて,思い思いにカメラや携帯電話で写真を撮られていました。

私もいちばんきれいな所から撮ったつもりなのですが,携帯カメラの限界もあるし,そもそも,一枚ずつの落葉が陽光を反射しているところなどは素人の撮影では再現できるわけないですよね。
陽光だけでなく,風に葉のあおられるざわざわという音,そしてあの強烈に存在を主張するぎんなんの臭い…五感すべてで“秋の終わり!!”を感じたひとときでした。
あまり雰囲気が伝わりませんが,ヘタな写真も見てください。

足元の落ち葉もコントラストに一役買っています

一応,岡山大へは仕事で行きました

今日明日と岡山大学津島祭(学園祭)が行われています。
そうそう,毎年学園祭が終わってみると,イチョウは坊主になっているんですよね。

楷はまだしばらく見ごろです。農学部前

もうひとつ,明日は地元岡山のサッカーチーム,JFL所属の“ファジアーノ岡山”のホーム今季最終戦,そしてJ2昇格のかかった試合が行われます。
私は決して熱心なサポーターというわけではないのですが,彼らは一年間J2をめざして必死にがんばってきたはずなので,ぜひ最後にいい思いをしてもらいたいです。
オーレ!ファジアーノ!

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