09.02.02
自分の《色》を
この映画結構好きなんですけど、今回のテーマに直接は関係ありません。
映画についての感想(さすがにフランスの男は筋金入りだなーと思いましたが・・・)は、他のサイトやブログに譲ります。僕がこの映画を見ながら気になっていたのは「色」のことです。
この映画の色、結構好きですね。色々な色があるんだけど、少し彩度が低い感じで地味すぎず派手過ぎない。
こんな感じの色を出したいですね・・・
写真でも。
そう今回は写真の話です。
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最近デジタルで写真を撮るようになって、より色で悩むようになりましたね。
フィルムの頃は、フィルムを選ぶことぐらいしか、ど素人の僕には、色をコントロールできなかったのが、デジタルは自由に色を変えることが出来ます。
肌の色一つをとっても、やや黄色がかったもの、すこしマゼンダ(赤紫)がかったもの、青っぽいものなどかなりの幅があります。
自分はどんな色が好きなのか、どういうトーンが好きなのか、それによって全然色が違ってきます。
本屋などで、ファッション誌が並んだ棚を見てもらえば、ほんとうに色々な肌のいろ(個人差だけではなく)があるのが解かると思います。
もちろん、ここには印刷の技術も絡んできますが。
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以前、写真の雑誌でプロカメラマンが何人か集まって、同じネガをそれぞれプリントする試みがありましたが、各々まったく違った作品になっていて、驚いたことがあります。
写真は撮るだけでは終わりません。なにをどう撮るかだけではなく、どうプリントするかも非常に重要だと思います。
自分の「色」が出せるようになりたいですね。