▼‘スポーツ’ カテゴリーのアーカイブ

09.10.29

長いお休み。

ずいぶんご無沙汰しておりました。
もう10月も終わりですね。
ここ2週間ばかりリフレシッシュ休暇をいただき会社を休んでいたのです。
でも、お金もなければ、家族も学校に行ってたり、行事があったりで、海外旅行というわけにもいかず・・・。一番の遠出が大阪でした。しかも鈍行で!日帰り!(お金がないんです)
大阪に何をしに行ったかというと、もちろんテニスです。テニスを観に行ってきたのです。
10月12日(月・祝)〜18日(日)の日程で大阪の靱テニスセンターで行われたHPオープンという女子の大会です。
僕は16日の準々決勝を観てきました。
残念ながら、伊達さんは一回戦負けだったので、見られませんでしたが、全米オープンファイナリストのウォズニアキや、結局HPオープンに優勝したサマンサ・ストーサーなどを見る事ができました。
やはり「生」はいいですね。
絶対的な情報量が違います。打球音やスピード感、空間などテレビでは伝え切れないものを感じる事ができます。
特にサマンサ・ストーサーは素晴らしく、すっかりファンになってしまいました。カワイイというよりは、男らしいのですが・・・
あんなテニスが出来たらいいなあ。
***
それから映画も見に行きましたよ。
是枝裕和監督の『空気人形』です。
是枝監督作品は結構みてたし、『リンダ リンダ リンダ』に出ていた、ペ・ドゥナが出てるということで、何にも事前には調べずに観にいったら・・・
いい作品なんですよ。
でもデートで見るのはお薦めしませんね。
それと、僕みたいに観客が5人しかいなくて、しかも僕以外の4人が60〜70ぐらいのオバさま方という状況で観るのもお薦めしません。
映画が終わって明るくなったとき、なんか気まずかったです。
母親と一緒に観てた感じがして・・・
空気人形って、それだったのか・・・全然ピンときていませんでした。
***
あとは図書館で本をよんだり、カフェに通ったりと、普段はあまり出来ない事をしてました。
すこしは日頃のストレスから解放されたような気がします。
日本も欧米のように毎年バカンスがあればいいのに・・・
***
さあ、また仕事です。
今年もあと2ヵ月余り。がんばりましょう。

09.10.05

ハイブリッド

ハイブリッドって聞くと、何を思い浮かべます?
そうプリウスとかインサイトとかのハイブリッドカーですよね。今は。
でも僕は違いますよ。
もはやペナルティのヒデなみに(彼はサッカーに持っていきますが)全ての話をテニスに持っていく僕としては、ハイブリッドといえばストリングスの張り方ですね。
***
テニスにおけるハイブリッドとは、ラケットのストリングスを張るときに、縦糸と横糸の種類を変えることです。
たとえば縦糸をポリエステルにして横糸をマルチにするとか、またはその逆で、縦糸をマルチにして横糸をポリエステルにする。と言ったような張り方です。
ちなみに世界ナンバーワンのロジャー・フェデラーは、縦糸がナチュラル(牛の腸から作ります)で横糸はアルパワーラフというポリエステルのストリングスにしています。
***
でもなんのためにハイブリッドにするのか?
これは車でもラケットでも一緒ですが、要は良いとこ取りですね。
エンジンとモーターの良い所をうまく使う。
ポリエステルとマルチの良い所をうまく引き出す。そういうことです。
そういえば昔セイコーハイブリッドという時計もありましたね。
デジタル時計とアナログ時計を一緒にしたものでした。
(同じ作りのものにシチズンのデジアナがあります。僕的にはこちらの方が印象が強いですね。)
この時計もやはり良いとこ取りで、デジタルは今が何時かは直ぐ分かります。だから「今何時?」って聞かれた時とかは、すごく便利です。
でも授業があと何分で終わるか?ということになるとアナログの方が分かりやすいですよね。
***
そして、本のレイアウトに於いても日本語にはハイブリッド?があります。つまり縦組と横組を混ぜることができるのです。
これは世界中を見回しても、かなり特殊な例です。(英語を縦に組むなんてあり得ない)
ただし日本語でも縦組横組を混ぜる事ができるのは、基本的に縦組の本になります。
よく雑誌とかでありますね。本文が縦組だけど、大見出しやリード文、キャプションなどが横組になっているものが。
レイアウトする方としては、変化も出せますし、うまく使えば、分かりやすいものになります。一目で違う種類の内容だと理解できますから。
うまく作ってあると、読者も縦組だとか横組だとか意識する事は無いでしょう。
でもこれはすごいことなんです。
おもしろい言語ですね。日本語って。
***
そしてこれからの世の中、ますますこのハイブリッドという考え方が重要になってくるかもしれません。
大きく言うと、国のハイブリッドとか・・・。
男性と女性のハイブリッド(ニューハーフとかじゃないですよ)とかですかね。
***
うーんでもどうしよう。
縦はXR-3(マルチ)にして、横はプロライン(ポリ)にしようか?
それとも横はレッドコード(ポリ)にするか・・・・以下延々と悩みは続く・・・

09.09.17

道具に頼る。

最近着替えるのに時間がかかりすぎる。
履いたり、はめたり、かけたり、縛ったり・・・
絶対に必要なものから、なんだかなーってものまで。
全ては、テニスのためにしているのである。
***

まず最近手に入れたのが、この5本指ソックス。
念のために言っておきますが、僕は水虫ではないですよ。
フットワーク向上のためです!
でもこれが、なかなか履けない!!
手袋なら、スッとはめられるじゃないですか。
ところが足の指となると、まったく僕の言う事をきかず、人差し指が、中指のところに入ろうとしたり、小指が薬指のところに入ろうとしたりで、もう大変なのです。一本一本手で入れていかなければならないのです。
いかに足の指ってものが退化しているのかが分かります。まあ、それを改善するための5本指ソックスなのですが・・・。
***

次に取り出すのが、このパワーフィンガー。
これは、足の親指にはめます。
なんのためかって?
拇指球に力が入りやすくなるのですよ。
でもこれも、かなり柔らかく、気をつけて靴とかを履かないと、丸まってしまいます。
***

つぎはこれ、フィンガーブラです。下着じゃないです。
これを着けると、グリップが力強く握れるのです。
***
それからプロ野球選手がよく着けている、チタンネックレスもします。
頭にはバンダナも巻きます。これは髪が邪魔なのと、メガネのズレ防止の一石二鳥で。
テニスエルボーなので、肘にはサポーターも・・・これは大事!
でも、あまりにも着けるものが多すぎて、このあいだ肘のサポーターを着け忘れてました。これが一番大事なのに。。
***
・・・馬鹿ですよね・・・
こんなに着けて、効果はあるの?
みんな思いますよね。
僕も思います。
で、どうなのか?
***
僕にはよくわかりません。。
***
次はこれを買うつもりです。
スキンズのロングタイツ

これを履くと、疲れがとれるんだって。

09.08.19

本家も,もうちょっとしっかりしてね

甲子園では夏の高校野球が連日行われています.
日中,外出時にカーラジオをつけると,銀さんにこだまする歓声や悲鳴,実況アナウンサーの絶叫,ブラスバンドの金属音とすべてがかまびすしくて暑苦しく,「夏」を実感させる演出としてこれ以上のものはありません.
あと一週間も経てば大会は終わりますが,この喧騒が途絶えると同時に,夏の終わりの空虚さをしばし心から実感するのが私にとっての条件反射になっています.


智弁和歌山,帝京,中京など当たり前に強いところなのか?それとも思いも寄らないダークホースなのか?
後半に向けて,「どこが激戦を勝ち抜くのか?」というのも楽しみですが,優勝校よりはるかに強く,恐らくはずーっと先まで記憶に残るであろうチームが今大会あらわれました.
17日,二回戦で花巻東高校に敗れた初出場の神奈川代表 横浜隼人高校です.


なにしろ,監督が某プロ野球チームの熱烈なファンなのでこれになったというそのユニホームは上から下まですべてその某球団そのもの.
帽子には特にこだわっているようで,ヘッドマークの T と H (「よこはま・はやと」は当然 Y と H なのですが,どう見ても T と H )の字体と配色,そして黒1色のカラーリングは,徹頭徹尾,ちょっと懐古バージョンのタイガースの帽子で,テレビにアップで映されたのを最初に見たときは言葉を失ってしまいました.
何より,張本人である監督さんが
「タイガースファンだから…」
とユニホーム決定の理由を臆面もなく公言しているところがすごい!


日本のプロ野球チームやMLBの擬似ユニホームは何も珍しいことではなく,昨年活躍した常葉菊川高校も完全にNYヤンキースでしたが,
「僕がファンだからこれにしたよー」
とは,たとえ本当にそうであってもなかなか言えるものじゃないと思います.
少年ファンのように正直で純粋な監督さんですね.素敵です.


選手だけでなく指導者にとっても,甲子園出場,しかも初出場は一世一代の夢舞台.“レプリカ”とはいえあのタテジマを身にまとって甲子園のベンチに陣取り,試合ができる(タイガースに入団したわけでないのに)….
正直で素敵な監督さんの夢が叶いましたね.
校名が Y と H で本当によかったですね.
本家も,もうちょっとしっかりしてね….


 ↓ うれしそうな表情が印象的な横浜隼人高校の監督さん


お盆休みも明けました.
休みの間私は,高校の同窓会があった以外は特にすることもなく,暑い中,渋滞の高速を使って遠くへ外出することなど思いもよらず,もっぱら家で高校野球とタイガースと映画のDVDを交互に見ながら過ごしておりました.
DVDに印象深い好作品があったので,次はそんなネタで書いてみたいと思います.
お盆明けの一週間は長いけど,あと2日がんばりましょう!

09.08.18

ラケットが欲しい!!

ブリヂストンラケットの試打をしてみた。
これはブリヂストンに申し込むと、10日間ぐらいラケットを貸してくれるもので、僕は今回X−ブレードやデュアルコイルなど5種類のラケットを試してみた。
これはテニスをしない人から見ると、そんなにラケットいっぱい持ってきて、どこが違うの?といったレベルの差かもしれない。
x-blade-1
実際、X-ブレードフォースMPとゼロMPでは、重さが4g(1円玉4枚!)違って、バランスが2mm違うだけであった。
ところが、これがびっくりするぐらい違うのである。
x-blade-2
もちろんフォースとゼロでは、重さやバランスだけの違いではなく、素材や構造が違うのであるが、それにしてもなんでこんなに違うのか?
x-blade-4
フォースは重さが317gでバランスが309mm。ゼロが321gのバランス311mmであったのだが、僕にはフォースは少し軽すぎて、ゼロは少し重すぎた。
では間をとって、重さが319gでバランスが310mmならいいのかというと、そんなに単純なものでもないのである。
この「重い」とか「軽い」という「感じ」は単純に重さだけではないようだ。ラケットの場合は・・・。
つまりフォースの方がパワーがあってボールがよく飛ぶのだ。それに比べてゼロはラケットがしなって、あまり飛ばない。
同じだけボールを飛ばそうとすると、ゼロのほうが力がいる。だからより重く感じるのだと思う。
それにゼロの方がフレームが細いのにフォースより重い。要するに密度が高い。そんなことも関係しているのかもしれない。
家で素振りをしてみたときは、ゼロの方がいい感じだったのだが・・・実際に使ってみると、僕には荷が重い。
フォースMPは、素振りだけの時は、これは「ないな」と思っていたけど、実際にはこれが一番使いやすかった。
じゃあフォースMPがいいのか?
でもフォースで打った球は「軽い」気がするのだ。
x-blade-31
ゼロの方が球が伸びている感じがするのである。
うーむ。足して2で割ろうか・・・。
***
そしてラケットを選ぶ基準は、性能だけではない。見た目も大事である。
かっこわるいラケットでは、テニスをする気もなくなる。
さてX-ブレードのデザインであるが・・・
僕は嫌いじゃない。
でも女の子受けはしないと思う。
ちょっと戦闘機っぽいというかレースカーっぽいというか・・・
まあ男のデザインですね。
塗装とかレタリングとか、粗い所もあるのだが、そこも兵器と考えれば許せるかな。
結構他のラケットとは一線を画していると思う。
僕の本業は本のデザインであるが、ラケットとかもデザインしてみたいな。と思わせるようなラケットなのである。
***
ちなみに戦闘機っぽいとはこんな感じ。

ね。それっぽいと思いませんか?

09.08.04

恐るべき若者たち

何度も言いますが、僕はゴルフのことはよく知りません。
なのにゴルフねたが続いてしまいますが
すごいですね石川遼選手は。
あの18番ホールのバーディパット。
さきに打ったブレンダン・ジョーンズが緊張からか、引っ掛けてしまったのに、
石川選手は非常に繊細なタッチで打っていましたね。
あれだけ緊張する場面で、あんなにそっと繊細に打てる。素晴らしい技術と精神力です。
思いっきり打つほうが、やわらかく打つより緊張しないと思うんですよね。
素晴らしいパッティングでした。
***
そしてもっと感心したのが、優勝インタビューでの石川遼選手の言葉です。
最後まで戦った相手への、心遣いと敬意を表わしていました。
自分が強い! と威張るのではなく。相手にも感謝する。なかなか出来る人はいませんよ。
テニスの世界でもグランドスラムで優勝者が、決勝を戦った相手をたたえ、関係者に感謝します。
さすがにトッププロだなと、いつも感心するのですが、
17歳ですよ!! 石川選手は。
本当に素晴らしい選手だと思います。彼はいったいどこまで進化するのでしょうか?
***
そして、僕のすぐそばにも素晴らしい若者はいます。
彼のことは、小学校の3年生ぐらいから知っていて、いまでは中学2年生になっています。
彼は小学校1年生ぐらいからテニスを始めて、もちろん今も続けています。今では週5~6日は練習しているようです。
僕も彼が小6ぐらいまでは、かろうじて勝てていたのですが、彼が中1になったぐらいから、まったくかなわなくなりました。
体力、体格、技術、精神力、練習量すべてにおいて勝てないのですから、もう2度と勝てないでしょうね。
そのうえ彼は人間的にも素晴らしく、仮に彼がコートの中にいて僕がコートの外の少し離れたところにいても、すぐに見つけて挨拶してくれるのです。
挨拶をするのも偉いですが、彼の注意力にも感心します。なかなかコートの外のことまで気づかないものなんですよ。
そして新年には、コートを管理されている人にも自分から挨拶に行くとか・・・
また彼のお母さんに聞くところによると、家でもしょっちゅう料理をしてくれて、それがまた上手だとか・・・
出来すぎだろ!
***
なあ、おじさんの勝てるとことも残しておいてくれよ。。

09.07.27

宮里藍選手おめでとう!! そして他の人々は…

なんということでしょう!
先週のブログで取り上げたばかりの、宮里藍選手がエビアン・マスターズで優勝しました!!!
なんというタイミング。
僕の祈りが天に通じたのでしょうか?(笑)
日本選手としては最年少の24歳で米ツアー優勝です。
アメリカに渡って4年目ということでしたから、20歳からアメリカで戦っていたんですね。
***
4年前の宮里選手は国内ではもはや敵なしの勢いで、アメリカに挑戦してもすぐに優勝できるような雰囲気がありました。
回りもそう思っていたし、本人も期待していたと思います。
ところがなかなか思うように勝てず、スランプにも落ち込み、本当に苦しかったでしょう。
そんな苦しい中でも、同じくアメリカツアーに挑戦してきた上田桃子選手にアドバイスをしたり、通訳をしてあげていたとか。
自分の事で精一杯になりがちなところを、彼女はスケールが違いますね。やはりアメリカツアーで勝てるだけのものを持っているのでしょう。
昨日の最終ホール。上田桃子選手達が宮里選手を応援しているのを見ると、宮里選手がみんなに好かれてるんだろうなーと思いました。
優勝を決めた時の、彼女のガッツポーズと涙。万感の思いが伝わってきましたね。
***
それにしてもゴルフって繊細なスポーツなのですね。
凄く強い選手でも突然まったく勝てなくなったり、しばらくしてまた復活して無敵の強さをみせたり・・・
ジャンボ尾崎選手がそうでしたよね。
中島常幸選手も一時無敵だったのが、しばらくはまったく勝てなくなりました。
基本的に個人種目で、止まったボールを打つ競技です。
直接相手と戦う感じではなく、自分との闘いになります。それだけに迷いも深くなるのでしょうか?
年齢による僅かな身体のキレの変化が、大きく影響するのかもしれません。
***
宮里選手は今回優勝しました、2勝目は簡単に取れるかもしれませんし、またずっと勝てないかもしれません。
でも彼女は闘い続けるでしょう。彼女には、その挑戦を許される才能があるのですから。
多くの人は、挑戦をすることすら出来ないのです。だから彼女は挑戦しないといけないのだと思います。
***
錦織圭選手については、まだ明るい話題はないですね。
USオープンに間に合うのかどうか・・・微妙ですね。
8月31日には開幕しますので、後ほぼ1ヵ月・・・
未だにラケットを使った練習は出来ていないようなので、ちょっと無理でしょうね。
残念ですが、無理せず来年からの復帰でいいのではないでしょうか?
彼にはまだ時間があります。
彼の公式ブログで一寸弱気な事を彼が書いたら、232件ものコメントがついていました。
皆に支えられているのです。大丈夫ですよ。焦らなくても。
彼も挑戦を許された者なのですから。
***
ランス・アームストロング
結局彼はツールドフランスで3位に入りました。
そして来年からは新しいチームを作って戦うとか・・・。
驚くべきモチベーションだ。常人ではないですねー。特に応援しなくても全然大丈夫。
***
そして、この僕はというと・・・
サポーターは買ってきた、ピッチリしてる!
湿布も買った。バンテリンのやつ。
雨ばかり降るからどうせテニスはできない。
普段ならイライラするが、今はいい休養である。
しかし今週末には試打用ラケットが5本も家に届くのです。
8月11日までには返さなくてはいけない。何日使えるだろうか?
コンドロイチンとグルコサミンのサプリを追加しておこう。。
***
誰も特に応援はしてくれないし、僕がテニスが出来なくてもだれも困らない。
それでも僕の孤独な闘いは続く。

09.07.24

うまくいかないとき…

なにもかもがうまくいかないってとき・・・誰にでもありますよね。
人間関係、体調、仕事等々・・・。
***
僕は先日、肘を痛めてしまいました。。。
もちろん客観的にみれば、些細な事ですよ。
テニスが出来ないってだけですから
でも僕の生活の張りになっていたので、しばらくでも出来ないのはつらいですね。
肘は以前にも痛めたことがあったので、気をつけてはいたのです。
サポーターは必ずつけていましたし、テニスの前後のストレッチ、筋肉を維持するためのトレーニング、そしてテニスの後のアイシング、ガットもこまめに張り替えていました。
それでも故障してしまいました。
今考えると、いくつか原因が思い当たります。
まずサポーターがすこし伸びてしまっていて、締め付けが弱くなっていたのが一つ。
ガットを張って1月半ぐらいたっていたので、若干伸びていたこと、このガット(ブラックコード)は1ヵ月ぐらいが張り替えの目安か?
それとフォームが少し狂っていて、手首を使いすぎた事など、少しの油断が重なったためだと思います。
***
錦織圭選手も今、肘を痛めてテニスを休んでいます。
もちろん僕の比じゃない一大事です。彼はテニスが仕事だし、日本のみならず、世界的にみても優れたテニスプレーヤーになれる存在です。
そんな彼が1月に肘に違和感を感じ、その後思うようにテニスが出来ず、3月ぐらいから、ずっとテニスを休んでいます。
去年彼はトップ選手を破りトーナメントに優勝もし、一気にランキングを上げました。
今年はいったいどこまでいくのか、本人も回りも大いに期待していた矢先のケガ・・・
一番伸びるとされる、19歳という年齢。
その一年を棒に振りかねません。
どれほどつらいでしょう。そして焦るでしょう。
***
うまくいかないとき・・
大切なのは、諦めない事ですね。投げやりにならない事・・・
出来る事を一生懸命やる事。
以前このブログでも紹介した、自転車選手のアームストロングは癌から生還し、今も過酷なツールドフランスに出場してアルプスを走っています。
あと3日を残して今現在3位です。
優勝は一寸難しいかもしれませんが、やっぱりスゴいですね。
彼が諦めていたら、今頃はベッドに横になっていたかもしれません。
***
それからゴルフの宮里藍選手のことも実は気になっています。
僕はあまりゴルフの事は知らないのですが、彼女は日本にいればトップだったかもしれませんよね。
でも彼女はアメリカツアーに挑戦しました。もう4、5年になるでしょうか?
アメリカではあまり(優勝という)結果が出ていないようです。
それでも彼女は最大限の努力を続けているのではないでしょうか。
うまくいかないときも、腐らず諦めず・・・。
ゴルフをしない僕ですが、陰ながら応援しているのです。
きっとその努力が実を結ぶ日がくると。
***
さあ今日はサポーターを買いにいこう。
それから湿布も・・・
ガットはもう張り替えに出したし。
昨日さぼっちゃったトレーニングもがんばろう。
腕立ては無理でも、腹筋はできるから!

09.07.07

死闘!77ゲーム

一日遅れですが・・・
ウインブルドン決勝についてです。
なにしろ昨日は寝不足で意識がモウロウとしていたのです。
せいぜい3時間と見積もっていたのですが・・・
4時間16分77ゲーム!!
***
テニスの1セットは平均すると9ゲームぐらいで決着がつきます。
これを、今回の決勝にあてはめると
77÷9=8.5555555・・・
つまり8セット半彼らは戦ったことになります!
ファイナルセットは16ー14です!!
ファイナルだけで30ゲームですから3セット分
本当に凄い決勝でした。
***
この決勝までのフェデラーとロディックの対戦成績は18勝2敗でした。
ウインブルドンの決勝でもフェデラーが2回とも勝っています。
全てのデータがフェデラー有利と示しています。
いくらロディックのサーブがスゴくても、フェデラーがリターンをなんとか返して、
ストローク戦に持ち込めば、フェデラー圧勝だろうと僕は思っていました。
ところが始まってみれば、ストロークが安定しているのはロディックの方で、フェデラーはまったくロディックのサーブをブレイクすることができません。
***
芝での闘いは一瞬でも集中力が途切れれば負けに繋がりかねません。
げんに今回の決勝がそんな展開でした。
サービスゲームで1ポイントでも相手に先行されると危ない。そんな極限の闘いだったように思います。
その中を2人とも、まったく集中を途切れさせることなく4時間以上戦いました。
***
フェデラーの精神力、集中力の強さには定評がありますが、今回驚いたのはロディックの変化でした。
以前はサーブのみに頼って、他は荒削り。パワーで押し切る感じでしたが、
今回は静かに高いレベルの集中を続けました。
コーチのラリー・ステファンキの力もあるのでしょうが、本人が必死で努力してその域に達したのだと思います。
***
僕が見る限りは、今回2人の力はまったくの互角だったと思います。
では、何が勝敗を分けたのか?
それは気まぐれに吹いた風かもしれませんし、だんだん傾いてきた日差しかもしれませんし、芝のわずかなイレギュラかもしれません。ロディックの最後のショットがフレームショットになりましたが、あれもイレギュラかもしれませんね。
最終セットがフェデラーからのサーブになったのも大きかったですね。ロディックはブレイクされたらそこで試合終了ですから・・・精神的疲労がボディブローのように効いてきたのかもしれない。
わずかな運が勝敗を分けた。僕はそう思っています。
ロディックは負けましたが本当に素晴らしかった。
***
去年のウインブルドンもテニス史に残る試合でしたが、今回の試合もまたテニス史に残る名勝負でしたね。

09.07.01

あけましておめでとうございます?

今日は7月1日。
新しい半年の始まりですね。
***
去年までは、まったく意識もしてなかった今日、7月1日ですが、今年からは少し意識していこうかなと思ってます。
1月1日、この日は誰しも意識しますよね。
「新しい年が始まったなー」とか
「今年の目標は○○だ」とかとか。
***
今年の正月、僕も目標を立てましたよ。今年こそは!とね。
でもこの半年を振り返ってみると、日々の生活に流されて、出来ていないこと、うやむやになっていることが沢山あるのです。
そこで今日7月1日です。
ここで2009年の後半に向けて立て直したいのです。
***
1年間というのは、あっという間のようでいて、結構ながいです。
無為に過ごしてしまうのは、あまりにももったいないです。
理想を言うと「1分1秒を大切に」ってことなんでしょうけど、そこまではなかなかね。
そこで7月1日です。
この日を1月1日の次に重要な日と意識します。
もっと言うと、半年でも長いと思うので、10月1日と4月1日も入れましょう。
これで、3ヵ月刻みになります。
仕事の4半期みたいですけど、これは別に仕事に限ったことではないです。
仕事が含まれても別にいいのですが、僕が考えているのは、より豊かに(精神的に)生活したいということです。
そのために、1年を区切って振り返り、また新たな目標を立てる。
意識するだけでも違うと思うのです。
***

以前も紹介しましたが、この本のなかでギルバートは言います。
「マッチポイントやゲームポイントは誰でも意識する。でも大事なのは見過ごされているその前のポイントなのだ」と(ごめんなさい例によってうろ覚えです)
***
テニスのポイントはちょっと特殊で15、30、40となっていって、4ポイントを先にとった方が1ゲームとる(デュースの場合を除く)ことになり、6ゲームを先にとれば1セットとり(タイブレークを除く)5セットマッチの場合は、3セットを先にとれば勝利となります。
あと1ポイントでゲームがとれる(とられる)ポイントをゲームポイント。あと1ポイントでセットがとれる(とられる)ポイントをセットポイント。そしてあと1ポイントで勝てる(負ける)ポイントをマッチポイントと言います。
普通ここばかり意識してしまいます。つまり1年でいうと大晦日とかです。もはや大詰めですね。
そうではなく、その一歩手前。ゲームだったら30になったとき、ゲームだったら4ゲームになったとき。その次のポイントなりゲームをとるかとられるかが重要なのです。そこで不注意だったり無意識でプレイをしていたら勝てません。
そこに意識をもっていって集中し、そのポイントなりゲームをとらなければいけないのです。
その積み重ねの上に勝利があります。
***
人生もそうですよね。
1日1日が積み重なり、1ヵ月1ヵ月が積み重なり、1年1年が積み重なっていく・・・。
だから無為に過ごすことなく、意識して充実して過ごしていきたい
そうすれば人生も勝利(自分の中での)することができるのではないでしょうか。
***
おお今日は真面目だ!
なにしろ新しい半年のスタートですからね。