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08.11.29

“0系”よ,いつまでも!!

まずはローカルスポーツの話題から….
先週,J2昇格を賭けて地元最終戦に臨んだ“ファジアーノ岡山”でしたが,結果は0-0のドロー.
ついに,全試合同日同時刻開始の今季最終戦の結果で昇格か否かが決まることになりました.
運命の1日はあさって日曜日です.
同じくJ2をめざす“ガイナーレ鳥取”は勝ち点こそ岡山に2点及ばないものの,得失点差では逆に2点リードしているので,勝ち点が並べば鳥取の土壇場での逆転昇格となります.
岡山○なら無条件で岡山,岡山×またはドローなら鳥取○で鳥取が昇格となります.
非常にスリリングでシビアな隣県の昇格争いになりました.
鳥取県の方もきっと大いに盛り上がっていることでしょうね.
でも,こうした地域限定の盛り上がりはいいですね.
住民の郷土愛も高まるし,盛り上がれるものがあるのは幸せなことだと思います.

 

さて,いよいよ11月末日をもって山陽新幹線のレールから“0系”が姿を消しますよね.これ本当に大きな節目だと思います.
1964年の新幹線開業以来,1985年まで20余年もの間,新幹線というと“0系”しかありませんでした.
今はというと,1993年の“300系”登場以来,“500系”“700系”そして“N700系”と次々に新型車輌が投入され,ひとつの型が最新である期間は非常に短くなっています.
確かに“N700系”はとても速いのに乗り心地もよく,設備も行き届いて本当に快適ですが,キャラクターの持つインパクトでは“0系”を凌ぐものが今後現れることはないでしょう.

 

私が小学校3年生の時に山陽新幹線が岡山まで開通しました.
乗り物などにいちばん興味を持つ年代に新幹線をごく身近に体験することができた,たいへん幸運な世代です.
一年に数度ながら親に連れられて神戸あたりまで乗車したものですが,小学生にとって,新幹線に乗ることは非常に“非日常”でエキサイティングな経験でした.
そんな経緯で,“0系”への思い入れは深いですねえ.

 

実は,ふくろう出版のある社屋ビルは山陽新幹線の走っているすぐ脇にあります.
岡山駅から西に1~2kmの地点で,しかも事務所が4階にあるため,ちょうど目の高さを列車が一日中東へ西へと行き来しているのです.
鉄道ファンの集う有名撮影スポットがあちこちにありますが,実はうちもそうしたスポットに遜色ないロケーションなんですよ.

 

今週は去りゆく“0系”を名残惜しんで,慣れない動画撮影にトライしてみました.
撮影場所は社屋の屋上です.
なにぶん慣れないためミスも連発するし,所詮は携帯のカメラですので恥ずかしいような画質ですが,会社のそばを“0系”が駆けぬけたことの記録に,“0系”への愛情と敬意を込めて動画をアップします.
新幹線に胸ときめかせたあの頃と同じ,白と青に塗装された“0系”.
もう見られないと思うと,じーんと来ますね.
“0系”よ,いつまでも!! 丸い鼻カッコよかったぞ!!
今後は“ドクターイエロー”として,ときどき会おうね.

 

 081127_下り

 

081127_上り

 

正直な話,できればあまり会いたくないんですけどね,ドクターイエローには.
何しろ彼らが登場する時間とは…

08.11.22

イチョウ並木と“雉”について

急に寒くなりました。
今日は少し和らぎましたが,今週は岡山でも連日乾いてひんやりとした風が吹き荒れました。
急いでコタツやファンヒーターを出したお宅も多いことでしょう。
灯油が安くなっていて,得した気分ですね。

前前回も書きましたが,ふくろう出版の地元岡山大学には,黄葉や紅葉を楽しませてくれる木木がたくさんあります。
なかでも楷(カイ)の紅葉とイチョウの黄葉は見事で,主役格なのですが,今週,イチョウの方がハイライトを迎えたようです。

私が見たのは19日の水曜日で,好天ながらも,大学北面の通称“半田山”から強い季節風が吹き降ろす一日でした。
イチョウ並木の下から空を見上げると,一面黄色くなったイチョウの葉の間から,澄みきった真っ青な空と真っ白な雲が見えて,コントラストが実に鮮やかでした。
風が吹くと大量の葉がはらはらと舞い,その一枚一枚が陽光を反射して,そこらじゅうで光を放っていました。
地域の方も多数訪れて,思い思いにカメラや携帯電話で写真を撮られていました。

私もいちばんきれいな所から撮ったつもりなのですが,携帯カメラの限界もあるし,そもそも,一枚ずつの落葉が陽光を反射しているところなどは素人の撮影では再現できるわけないですよね。
陽光だけでなく,風に葉のあおられるざわざわという音,そしてあの強烈に存在を主張するぎんなんの臭い…五感すべてで“秋の終わり!!”を感じたひとときでした。
あまり雰囲気が伝わりませんが,ヘタな写真も見てください。

足元の落ち葉もコントラストに一役買っています

一応,岡山大へは仕事で行きました

今日明日と岡山大学津島祭(学園祭)が行われています。
そうそう,毎年学園祭が終わってみると,イチョウは坊主になっているんですよね。

楷はまだしばらく見ごろです。農学部前

もうひとつ,明日は地元岡山のサッカーチーム,JFL所属の“ファジアーノ岡山”のホーム今季最終戦,そしてJ2昇格のかかった試合が行われます。
私は決して熱心なサポーターというわけではないのですが,彼らは一年間J2をめざして必死にがんばってきたはずなので,ぜひ最後にいい思いをしてもらいたいです。
オーレ!ファジアーノ!

08.11.17

私の頭の中のバランス

ここ2年ばかり、図書館でよく本を借りている。2週間に一度7~10冊ぐらい借りるのだが、その内訳を見れば、私の頭の中身がまるわかりである。2年前ぐらいは、8割がデザイン関係。残り1割が写真。そしてもう1割がパソコンソフトの解説書だった。

1年前ぐらいになると、デザインは2割に落ち込み、写真が8割になった。

そして先日。ついにあるものが私の頭の100%を占めるにいたった。図書館で借りた本すべてが同じジャンルになったのだ。

それがテニスである。

実は私がテニスに最初に触れたのは、20年も前のことになる。当時もどっぷりとはまっていたのだが、最近では一寸距離を置いていた。ところが自分の息子がテニスを始め、その試合を見るようになると、むくむくとテニスの虫がさわぎだしたのである。

そして、奇しくもあのクルム伊達が復活したその日。私もテニスのコーチに電話を掛けていた…。

そうなると、はまっていくのは早かった。最初は安いラケットでいいやと思って軽くて使いやすいラケットを買ったのだが、すぐに物足りなくなり新しいラケットを買ってしまった。テニスの雑誌をむさぼり読み、テニスのビデオを何度も見返し、部屋の中で素振りを繰り返す。。。病気である。

毎日練習できればいいのだが、そんなに時間は取れないし、体もついていかない。以前エッセイストの玉村豊男さんが言っていた「テニスを習うのは英会話を習うのに似ている」「子供は体で覚えられるが、大人は文法から覚えなくてはならない」(すいませんうろ覚えです)これはまったくその通りであって、私に毎日6時間練習しろ!といっても無理である。

そんなわけで、文法を学ぼうと、本を探すのであるが、これがなかなかいいものがない。私がいま自信をもっておススメできるテニス本は2冊だけである。今回はそのうちの一冊

書名にもあるが、書いてあるのはサービスのことだけ!なのだが、これは素晴らしい本である。20年間身につかなかったサービスが、少しわかったのである!!私はもう図書館で2回も借りました。えっそんなに褒めるのならお金を出して買えって?

そうですね、これを機に購入することにします。

はいクリックっと。