▼2009 年 3 月 18 日 のアーカイブ

09.03.18

【花粉+黄砂】おしゃれマスクで撃退なるか?

うららかな春の日差しに浮かれてみたいのはやまやまだが、襲い来るくしゃみ、鼻水、目のかゆみなど各種症状によりそれどころじゃないのよ!という全国花粉症と闘う同志の皆さん、こんにちは。

 

辛いですよねぇ。
私も鼻炎薬無しでは仕事にならないので毎日薬漬けなのですが、鼻炎薬って口の中がすごく乾燥するので喉が痛くなるんですよね。

 

花粉シーズン終了まで、できることならずっと引きこもっていたいくらいなんですが、それでは食いっぱぐれてしまうし時にはつきあいもある。
「外、出たくないな~」そんな鬱々気分を少しでもアゲるために、今年はこんなおしゃれマスクを買ってみました。

 

こんなのです。

20090318191000002 

ピンクの水玉~♪

 

 

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そして無地ピンク~

紐までピンクですよ~。

 

ここ↓で購入しました。

デザインマスク・コレクション
http://picomask.com/

最初は別会社のものを購入しようとしたのですが、あまりにもレスポンスが遅く(というか無く)見切りをつけました(`×´) 。
こちらのお店は対応が速くてよかったです。

 

使い捨てマスクもピンクが出てますね。

できることなら耳にかけるところまで全部ピンクにしてほすぃ。
でも「超立体」はいいですよねぇ。
息をするのも楽だし、耳にかけるところも幅広で柔らかい不織布なので痛くならない。
寝る時にはコレ(の白いやつ)使ってます。

 

スギ花粉は今がピーク、もう一踏ん張りのはずですが、少し前のTV番組で気になる情報を耳にしました。
2/28放送のTBS「報道特集NEXT」で特集されていた、花粉症と黄砂の関連についてです。
http://www.tbs.co.jp/houtoku/onair/20090228_2_1.html

 

まずは「花粉症シーズンが終わった頃には通常患者さんが減るのですが、去年はあまり減らなかった。」という医療現場からの報告。
これ!私にも思い当たるふしがあります。花粉飛散のピークを過ぎたはずなのに、結構長いこと鼻のグズグズが治まらなかったんですよねぇ。花粉だけじゃなく別のアレルゲンもあるのでは?と薄々感じてはいたんです。

 

日本に黄砂が飛来する日数は年々増加傾向にあると言われており、スギやヒノキの花粉が飛散する時期と黄砂が飛来する時期は重なります。
「(黄砂は)花粉症単独の影響を、さらに何十倍にも悪化させる作用があるのではないかと考えています」と話すのは、黄砂と花粉症の関連性について研究している大分県立看護科学大学の市瀬孝道教授。

「花粉が少なくても黄砂が来た場合に花粉症が増える、花粉症にかかる患者が非常に増えるという可能性がありますね。(これまでは)アレルギーの病気を起こさない人も黄砂を吸い込むことによって、アレルギーという病気を発症してしまう可能性はあります」とのこと。
モルモットを使った実験では、花粉だけよりも花粉+黄砂の方が明らかに激しい炎症がおこるということが確認されています。花粉に黄砂が混じると、抗体の量が増え、より強いアレルギー反応が引き起こされるのだそうです。

 

黄砂も(ゴビ砂漠などで巻き上げられた)発生直後はただの砂。それが中国の工業地帯などを通過し日本に辿り着く頃には、大気汚染物質のほか多くの微生物が付着しており、その微生物の死がいなどがぜんそくや花粉症、アトピーなどの症状を引き起こす原因「アレルゲン」になっているというのです。
黄砂を顕微鏡に映した画像も出ていたのですが、小さな黒い点々がい~っぱいうごうごしているのが見えました!そのうごうごしていたものが黄砂にくっついていた微生物なんだそうです。
∑(; ̄□ ̄A

 

黄砂の被害はお隣韓国の方がより深刻なのではと思いきや、市瀬教授によると「日本の黄砂は韓国と比べて細かく、肺に入りやすい。微量でも吸い込むと花粉症や喘息などが悪化する可能性があり、マスクで防ぐことが必要だ」とのことです。
遠くへ行けば行くほど危険な砂へと変貌をとげていく黄砂・・・。

 

他人事では済まない中国の砂漠化と大気汚染。
国をまたいでの対策、枠組みが必要急務と思われます。