▼2010 年 2 月 5 日 のアーカイブ

10.02.05

このガムテープが、バウムクーヘンならいいのに

バウム♪

おいしそうなバウム~♪( ̄¬ ̄*)じゅるぅうううう♪

 

どんだけお腹すいてんだ?と思われそうですが、
ここ数日、気がつけばバウムクーヘンのことばかり考えていました。
(あ、お仕事はしてますよ!本気でお腹もすいていますが、今日もまだまだ帰れません。気分転換にブログ書いてまっす)←To.上司☆
というのも、先週末に見たNHK「歴史秘話ヒストリア」1月13日放映分のトピックが、日本にバウムクーヘンを広めたユーハイムさんのお話だったからなのです。
   1/13 22:00~22:45歴史秘話ヒストリア(NHK総合)
   「焼け跡とバウムクーヘン ~あるドイツ人夫妻の苦難と愛~」

 

二度の世界大戦に大震災、時代の大きな波に翻弄されながらも異国の地で根を張ることを決め、今日まで続く日本洋菓子界の1ジャンルを確立したともいえるユーハイムさんの人生、なかなかいいお話でした。

 

そしてユーハイムさんの手により、日本で初めてバウムクーヘンがお披露目されたのが現在の原爆ドーム、当時の広島県立商品陳列所であったというのも、何か運命的というか、象徴的であるような気がしました。

 

ただ途中、ユーハイム夫妻が中国の青島で店を営んでいた第一次世界大戦時、日英同盟を結んでいた日本が青島に進軍、夫人と幼い息子が身を潜めていた工房に日本兵が入ってきて・・・というところで、何?何かされたの?また反日番組ですか?と若干身構えたのですが、その日本兵はにっこりと微笑み泣いている子どもに金平糖を差し出したのでした、という流れでホッとしました。

 

ちょっと話は変わりますが、海外で物乞いの子ども達に出会うと、お金ではなく飴ちゃんをあげることにしていると、確か西原理恵子さんが書かれていたのを思い出しました。
同情しお金をあげたところで、親か組織に取り上げられるだけだから。
飴ならば確実に子ども達の口に入り、うれしそうな、子どもらしい笑顔を見せてくれるという。

 

そういえば、以前ご紹介した本『ぼくと1ルピーの神様』の中にも子ども達を搾取する悪い組織の話がありました。
物乞いとして、より稼げるように、健康な子どもの手足を切り取ったり目をつぶしたり・・・。
本当にひどいとは思うけれど、そんな話は実際にいくらでもあるという。

 

ともあれ「美味しい」は人を幸せにする。
菓子を愛し、菓子に生きた生涯。
「俺にとって菓子は神」。ユーハイムさんの最後の言葉だそうです。
あの時代、ユーハイムさんに限らず、日本人も外国人もきっとみんな大変だったと思う。
だけど裸一貫、己の腕一つで人生を切り開いていく、そんな職人的生き方は、やっぱりかっこいい。

 

そんなわけで、ユーハイムのバウムクーヘンのことが頭から離れません。
今度の休日には、きっと買いに行ってしまうでしょう。

 

バウムクーヘンといえば、以前東京で買った銀座文明堂の「匠のバームクーヘン」がものすごく美味しかったです♪しっとり、ずっしりで、今のところmy Bestです。
(ユーハイムのバウムクーヘンについては食べた記憶がないんです。焼き菓子は何度か頂いたことがあるんですが・・・)

 

 

***タイトル考***

バウムクーヘン熱に冒され、何気なく「バウムクーヘン 食べたい」で検索してみたところ

このガムテープがバウムクーヘンならいいのに

というキーワードに出くわしウケました。(*≧m≦*)ププッ!

(なのでタイトルに採用させていただきました)

 写真を撮ってみたら、結構それっぽくなってビックリ!

バウム?ガムテ?どっち?って感じ!

・・・・・・なってない・・・ですか?(・・?))アレ((?・・)アレレ・・・