▼2010 年 12 月 13 日 のアーカイブ

10.12.13

恐竜と瀬戸内アート

師走です。
またまたご無沙汰してしまいました。
時間経ちすぎですが、失われた4ヶ月間にあったメインイベント2つについて、少し書いてみようと思います。

 

前回、岡山で開かれた恐竜展のことを書きましたが、実はその後東京の恐竜展にも行ってきました。

 

「地球最古の恐竜展」
会場:六本木ヒルズ森タワー 森アーツセンターギャラリー
期間:2010年7月10日~9月26日

 

一番の目当ては、東京タワーなどキラキラの夜景をバックに恐竜(骨格標本)を眺められるという素敵コーナー

だけど実は、お写真スポットを間違えていて、目的の夜景バック恐竜写真は撮ることができなかったのです。すごいキレイだったのに・・・_||

何となくの雰囲気だけでもお伝えできるでしょうか・・・?

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「恐竜BAR」

恐竜と夜景を見ながら、お酒を飲むことができるスポット。

グラスの上に乗っている黒い球体はぶどう(だったと思う)。

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CG映像も豊富、照明も凝っていて、お金かかってそうな感じでした。

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食べられてます。キャー!!

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NHKで放送されていた関連番組で見られた方も多いと思いますが、

哺乳類のご先祖様って、つくづく残念な感じですよねぇ。

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アップでどうぞ。

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エンターテイメントとしては面白い!

でも林原さんみたいに説明してくれる人とかはいなかったので、知的好奇心をくすぐってくれる度は、岡山の恐竜ラボに軍配を上げたいと思います。

 

「NHKスペシャル 恐竜絶滅 ほ乳類の戦い」DVD-BOX

  
「NHKスペシャル 恐竜絶滅 ほ乳類の戦い」ブルーレイBOX

 

 

「恐竜大研究」DVD

 

 

 

 

秋には、瀬戸内国際芸術祭に行ってきました。
近いので、日帰りで何回か行こうと思っていたのですが、暑すぎて気力がわかなかったり、友人と予定が合わなかったりで、結局1日のみ、男木島、女木島の2島をめぐりました。
アート自体は正直「??」なものもありましたが、島はすごく良かった!特に男木島。

島自体の雰囲気が素敵なんです。また行きたい!

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細い路地の坂道が多く、尾道にもちょっと雰囲気が似ているかも。

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眺めていると、住民らしき人が窓から顔をのぞかせ「○時になったらここから水が流れるのよ」などと教えてくださる。和む(。◕∀◕。)
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民家の庭先にこういうの↓があったりするんですが、アート作品なのか住民の趣味のものなのか、ちょっと迷う・・・。

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かぼちゃアート??

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女木島(鬼ヶ島)の洞窟も面白かった。

だけど、桃太郎伝説発祥の地と主張している岡山県人としては、女木のそれを認めてよいものかどうか(女木島は香川県)、ちょっと複雑(^^;

 

こんな鬼が出迎えてくれる。

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いざ、洞窟へ。

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会議中の鬼たち。全然怖くないんですけど。

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あっ、娘っ子が囚われている。これは怖いかも。

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洞窟内のアート

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壁面に映るシルエットがきれい!

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あれ?和解?

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にこやかな鬼に見送られ、洞窟の外へ。

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そこは絶景!

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港には帆船ピアノ

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そしてモアイ・・・。

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カモメたち

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概ね楽しい島旅だったのですが、残念だったのが交通の便。

期間中だけでももっとフェリー増やしてほしかった。JRも。

直島に渡るには宇野港(岡山県)からが近いのですが、宇野線(岡山-宇野)、本数少なすぎ。フェリーとの連絡も悪すぎ。駅前何もなさすぎ。せっかく県外からも人いっぱい来てるのにもったいない。
今回の芸術祭は来場93万人。予想は30万人だったそうですから、想定外のことに対応しきれなかったのかもしれませんが・・・。
それにしても惜しい。
地図とかHPももっとわかりやすくできただろうし、何か色々と惜しい。

 

だけど一番惜しかったのはこの私。
公式ガイドブックを購入し、ネットでも情報収集。おやつを買い、JR、フェリーの乗り換え時間、移動コースなど、事前に計画を練りに練り(というほどでもないが)、途中まではすごく順調に進んでいました。が、最後の最後にワナが・・・。

 

予定では、島を発って夜7時前には高松に着き、何か美味しいものでも食べているはずでした。10~11時には余裕で岡山に帰れていたはず。
がしかし、7時過ぎに私たちが食べていたのはカップラーメン。

何も無い、女木島のフェリー乗り場(待合室)で。
間違えたんです。
ちっちゃく書かれた「夏期臨時便」という文字を見逃していた。・゚゚・(>_<;)・゚゚・。
次の(最終)フェリーまで3時間以上、日の暮れた女木島で過ごすことに・・・。
ごめんよーーー。友人Y。

 

島の夜は早い。祭期間中だろうが、構わず早い。
待合室の食堂は既に閉店。持参していたパンやお菓子も完食しており、何か食べ物をと、とっぷりと日の暮れた島内を回ってみましたが、18時過ぎ、食事のできるところは無し。
そしてそんなフェリー難民を受け入れてくれるのは、そう、待合室だけ。
何も無いなんて言ってごめんなさい。明かりがあり、雨風しのげるだけで御の字です。
待合室で売られていた唯一の食料、それがカップラーメンでした。
侘しさと切なさと心強さと、様々に交錯する思いですすったあの時のカップラーメンを、私は生涯忘れないだろう・・・。

 

それにしても2,3種類あったカップラーメン、すべてが「味噌味」だったのは何でか?

 

美術手帖6月号増刊 「瀬戸内国際芸術祭2010公式ガイドブック 」