-出版流通の現場より-
先月、電子出版に関する某団体説明会があり、東京へと行ってまいりました。
日頃なかなか聞けない他社さんの取り組みや立ちふさがる難題、先駆者だから語れるホンネや課題なども伺うことができ、とても勉強になりました。
「こんなことができます」「あんなこともできます」という制作サイドからの提案を検討するのではなく、出版社が主体性を持って方向性を定めていくことが大事だと改めて思いました。
そしてその機会に、日頃お世話になっている埼玉県の倉庫業者さん(株式会社ブックセンター様)へもご挨拶に伺いました。
できあがった本がお客様に届くまでの流れ(ざっくりです)
「出版社」→「取次業者」→「書店」→「消費者」
大手出版社さんなどは自社倉庫から直接取次業者へ出荷などされていますが、少数精鋭部隊(?)の弊社は、出荷・返品業務、在庫管理等の主だったところを倉庫業者さんに委託しております。
初埼玉。最寄駅まで迎えにきてくださっていたさわやか青年は社長の息子さんでした。
恐れ入ります(o*。_。)oペコッ
近くに大手出版社さんの倉庫もあったりと、周辺一帯が物流拠点っぽい感じでした。
電話とメールだけの関係だった担当者様とも初対面♪
担当者さんに加え、社長自ら案内してくださいました。
恐れ入りますm(。_。;))m ペコペコ…
大きな倉庫の一角に並ぶ弊社の本たち
一番上の棚には、予備のカバーなどが置かれています。
ちょうど弊社の本の出荷作業をされているところでした。
上に写っているのはこちら
『ISO9001が看護を変える』
『親が変われば子どもが変わる《子育て編》』
行き先別に束ねて出荷されます
ここは返品本コーナー
本は、再販制度(再販売価格維持制度)適用商品なので、書店から返品されてきたものでも、再び同条件で販売することができるのです。
匠の手によって新品同様にキレイにされ、何事も無かったかのように、再び旅立っていけるのです。何度だって再出発することができるのです!
私の人生もそうだといいのに!(>▽<;;
エヌ氏の人生も!
(ここでいうエヌ氏とは、特定個人ではなく、星新一的エヌ氏と捉えていただけましたら幸いです)
『エヌ氏の遊園地』