08.11.08

晩秋のたそがれに切ない歌声を聴いた

秋も深まってきました。今日は立冬ですね。
画像はおととい撮った岡山大学の遠景です。小さくて分かりにくいのですが,西から見た理学部の正面です。
一昨日,打ち合わせで入構した折に,きれいだったので失礼して撮らせていただきました。
鮮やかに紅葉しているのは岡山県の誇る国宝・閑谷学校でも有名な楷の木です。
確かなことは知らないのですが,閑谷学校の木が分けられて来た?と聞いた記憶があります。
間違っていたらすみません。
西から東へ理学部を望む
今日は打ち合わせで愛媛県松山市に出張していました。
松山に午後4時ごろまでおり,そこから国道317号線経由で山の中を今治市に向かいましたが,木々がそれぞれ違う色の紅葉や黄葉を見せ,山全体が燃え立つように膨らんで見えて,これぞ晩秋という風情が溢れていました。
晩秋のたそがれに,エイミー・マンの切なくて,それでいてどこまでも澄んだ歌声がよく合いました。
唐突ですが,私は海外のロックやポップスが好きです。
1963年10月生まれの45歳で,最初にLPレコード(アナログ盤)を買ったのが1977年だから,リスナーとしてはかなり古株です。
かつて競い合うようにロックを聴いていた同世代リスナーは少なくなりましたが,私はもうしばらく「今の音楽」に付き合っていきたいと思っています。
さすがに次々と現れる10代とかの新人バンドは聴けなくなりましたが…。
エイミー・マンは私がまだ学生のころバンドでデビューして以来今日まで,3年おきくらいにはきちんと新作をリリースしてくれる女性ボーカリストですが,憂いや陰りをたっぷり帯びたボーカリゼーションはベテランのなせる業であっても,その澄んだ歌声と見事なプロポーションはいつまでも若々しく,年齢(4●歳)が信じられません。
彼女のリリースする新作はいつも晩秋を切なくさせてくれます。
私にとって晩秋にもっとも聴きたくなるアーティストのひとりです。趣味の話ばかりになってしまいましたが,ふくろう出版のブログであることを忘れずに,仕事のことも書いていきたいと思います。
これからよろしくお願いします。

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