08.11.10
美術館に行こう!
ミッフィーで有名なディック・ブルーナの「ディック・ブルーナに学ぶモダン・アートの楽しみ方」を観に、成羽町美術館へ行ってきました。
階段のところで、ぶたのうたこさん(ちょっとマイナーですが)が迎えてくれます。成羽町美術館はあの安藤忠雄さんが設計されていて十八番のコンクリートの打ちっぱなしが、シンプルなミッフィー達の背景にはぴったりですね。
ぐるっと山のほうに回って入り口のほうへ行くと、今度はミッフィーが見えてきます。
今回は、子供たちをワークショップに参加させようとして、観に行ったのですが、やはりブルーナさんはいいですね。極限までそぎ落とした表現で、なおかつ力強く魅力的で、決して冷たくはならない。
かなり前にPetit Glam Issue no. 3という本(今はもう絶版かな?)のピクトグラム特集で、ミッフィーを取り上げていましたが、まさに、ミッフィーは偉大なピクトグラム。6色しか使ってなかったり、顔がいつも正面向きだったり、たくさんの制約?があって、まるで企業のロゴマークみたいなんだけど、かわいいんです。表現が完全にコントロールされているので、グッズとかに展開しても魅力的で、どれもこれも欲しくなってしまいます。まあ40過ぎのおっさんがみっふぃーのグッズを使うのもどうかと思うのでぐっと我慢しましたが…
ブルーナさんの仕事、その生活ぶりも含めて、ちょっと憧れますね。