12.02.02

現場刑事の告発

年が明けたと思ったら、瞬く間に1月が終わり、もう2月!
矢の如し光陰が恐ろしすぎます((((;゚Д゚))))

 

実は弊社は12月決算で、1月は日常業務に加え、印税計算や棚卸といった決算業務に忙殺されておりました。

システマチックにオートマチックにできればいいのですが、あっち見てこっち見てウンウン悩んで・・・というかなりのアナログ作業でして、これが結構大変なのです。
そして、さらにもう一つイレギュラーなお仕事が発生し、初めて取り組むことでもあり、思い悩みながらも、さらにバッタバタしておりました。
そして、やっと一段落つきました。(´▽`) ホッ

 

 

『現場刑事の告発』っていう本が欲しいんですけど、おたくから出てますよね?」
2週間ほど前から、こんなお問い合わせが頻発しています。

 

何だか面白そうですが・・・、残念ながら弊社の出版物ではございません。

 

書店さんのお話を総合すると、
 ・TV番組「奇跡体験!アンビリバボー」の中で紹介されていた
 ・10年以上前くらいに「ふくろう書房」(惜しい!)から自費出版された
ということのようでした。

 

少しでも「面白そうかも」と思えるものはとりあえず録画予約しちゃう派の私は、家に帰り早速探してみました。すると・・・、ありました!「アンビリバボー」。
でかした私!(゚ー^*)d Good job♪

 

戦後最大のミステリーといわれる「二俣事件」を担当した刑事が、事件の真相を綴ったという本がそれで、番組ではドラマ仕立てでその顛末が語られていきます。

 

・・・ひどい話です。
明らかな冤罪なのに、戦後なのに、正義の告発者はむごい仕打ちを受け、名誉を回復することも叶わなかった・・・。
今なら、番組HPにも放映内容が掲載されていますので、詳しくはそちらをご覧ください。
(1月19日オンエア 「二俣事件 山崎兵八刑事の一生」)

 

これは、読みたくなりますね。
ただ、出版ではなく、書店流通しない(ISBNの付かない)印刷物だったのかもしれないですね。
絶版であろうが日本の出版物はすべて網羅されているはずの国立国会図書館データベースにも登録されていなかったし、番組内でも「出版されました」ではなく「自費出版という形で製本された」と言っていたので。

 

これも何かの縁ということで、ふくろう出版から出版(復刊?)できたらいいですね。

 

冤罪を生み出す構造とはどういうものなのでしょう。 

『足利事件(冤罪を証明した一冊のこの本)』

 

『冤罪の軌跡―弘前大学教授夫人殺害事件』

   
   
そして、告発者の不遇は続く・・・。
と思いきや、長い闘いの末、勝利を勝ち取った人もいました。
『ドキュメント・仙波敏郎 -告発警官1000日の記録- 』

  
『現職警官「裏金」内部告発』

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