道具に拘る Vol.3
まだ続く、道具に拘るシリーズ。第3回は
カメラ
です。
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とりあえず僕のカメラ遍歴を…
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最初にカメラに触れたのは、70年代のスーパーカーブームのころですね。
僕も当然スーパーカーに夢中で、フェラーリだカウンタックだと大騒ぎしていました。
そのとき親から借りて使っていたのが、オリンパスのペンという当時のベストセラーカメラでした。
当時はまったくカメラの知識がなく、わけもわからずに、あちこちのダイアルをいじるものだから、1枚もまともに撮れなかったのです。
その経験がトラウマとなって、以後しばらくは、まったくカメラに触りませんでした。
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月日は流れ
かれこれ7、8年前でしょうか?
relaxという雑誌に載っていた、ロシア製の「ロモ」というTOYカメラにはまったのです。
このカメラは、ちっちゃくて、いい加減な作りなのですが、撮ってみると不思議と作品っぽく撮れるのです。
色も勝手に変換するし、ボケもかわっていて一寸絵画っぽくなったり。コントラストも高くなったりします。
でもそこがいい味になるんです。
どんなものが撮れるのか、現像できるまで解らない。そんなカメラまかせなところが楽しくて、しばらくそれで遊んでいました。
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ところがある日、ロモが壊れてしまったのです。
なんせ、もともといい加減なつくりですからね…
こまりました…
その頃にはカメラのことも少しは勉強していたので、もう少しまともな(普通の)カメラを買うことにしました。
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そのとき買いたかったのはリコーのGR-1というコンパクトカメラでしたね。
これのフィルム版です。
一眼レフではなく、あくまでコンパクトカメラなのですが、レンズが優秀で、「プロが仕事に使える」と言われていました。
そういうのに弱いんですよ。
「1600ccしかないのに、コーナーでは絶対負けないロータスヨーロッパ」とか…
このカメラは今でも欲しいですね。
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あー話が長くなってきたので、続きはまた来週にします。
カメラって、話がつきませんねー
このペースだと来週でも終わりそうにありません。