▼‘岡山’ カテゴリーのアーカイブ

09.06.24

『岡山GOGOグルメ隊!』絶賛発売中!

絵の力ってすごいですよね。
私は犬を描いても馬を描いても、なぜか同じになってしまうという悲しい画力しか持ち合わせていないのですが(>_<;)、幅広く、より多くの人に訴えるという点においては、文章は絵(などビジュアル的なもの)にはかなわないんだろうなぁって、今改めて、ひしひしと感じております。

 

そんな羨望と共に多少の自己嫌悪にも陥った(?)きっかけがコチラ。
弊社新刊『岡山GOGOグルメ隊! -おいしかったから絵日記にしました。-』です。

 

趣味の食べ歩き記録として始めた絵日記ブログ。
お店の楽しそうな雰囲気まで伝わってくるリアルかつ暖かい手描きイラストと、雑誌の取材記事レベルと評された情報とで瞬く間に人気急上昇。
ブログ運営会社EXCITEさんの「ピックアップブロガー」にも選ばれ、その際は
“これが首都圏版のグルメイラストだったら・・・きっと出版社から「ぜひ一冊の本に」引く手あまたのはず・・・”
と大絶賛されていました。
そのお気持ちを引き受け、岡山で出版させていただきましたヽ(^◇^*)/

 

元ブログはこちら。岡山GOGOグルメ隊!!

 

写真では表せない何かが、手描きイラストにはあるんですよね。
温もりもそうだし、きっちり固まりすぎていないのもいい。想像の余地があるというか。
指名手配犯とかでも、モンタージュ写真より似顔絵の方が情報提供が多いといいますが、それもたぶんそういうことですよね?

 

県内+近県書店様には事前にご案内をし、かなりご予約もいただいておりましたが、先週末頃から書店店頭に並び始めました。

新聞で紹介されてから、個人の方からのお問い合わせも続いておりましたが、皆様、大変お待たせいたしました。

書店様からは早くも追加のご注文もいただき、おかげさまで出だしはなかなか好調なようです。ありがとうございます。o(*^▽^*)o~♪

 

そして先週の土曜日には出版記念パーティー(?)が開かれ、私も参加させていただきました。 

著者であるGOグル隊F隊員こと藤井敬士氏をはじめ、他GOグル隊メンバーやブログ仲間の方々、今回帯コメントもいただきました、テレビ・ラジオでご活躍中のダイナマイト・イシムラ氏(生声も素敵でした☆)もいらっしゃり、楽しいひとときを過ごすことができました。

 

初公開!著者の藤井氏です!

fujii

 今後も覆面取材続行のため顔出しはNGでした((^┰^))ゞ
でもイラスト同様にあったかい雰囲気の素敵な方でしたよ♪

 

 あ、そうそう。グルメブログには辛口なものも結構ありますが、藤井氏は「う~ん。。。」って思ったお店はそもそも絵日記にはしないんだそうです。マイナスな言葉とかって、読んでいて気持ちのいいものじゃないから。
藤井氏の周りに素敵な仲間達が集まるのも、何だか分かる気がしました。

 ブログで公開しているのは全て、美味しい、楽しい、また行きたい、という花丸なお店ばかり。そしてプライスレスな思い出達!
本には、その中からさらに厳選したお気に入りが満載です♪

 

会場は同書にも掲載されております「萬唐屋」さんでした。
緊張しすぎていたせいか飲めないお酒を飲んだせいか、実は食べた記憶があまりない(役立たず!)のですが、同行していた弊社編集長曰く「すごくおいしかった。あれで○○円は安い!」だそうです。特に「明太ビーフン」が絶品だとか。そういえば藤井氏も明太ビーフンがお気に入りと言われていたような・・・。
他には、確かアグー豚の何かがあったと思います。おいしかった!と思います。
最後に出てきたシフォンケーキは覚えてるんですよね。すんごいふわっふわで美味しかったです。あったかいの。手作りって感じ。

 

萬唐屋さんのお店でも本を置いてくださっていて、土曜日の会合の間にも4冊お買いあげいただけたそうです!ありがとうございました!

 
  

実はこれ、社内でも相当売れました(^^)
書籍化が決まる前から、同ブログのファンだったという人も複数いましたし、いつも配達に来られている郵便局の方も買ってくださいました。(もともとブログはよく見ていて、新聞記事で今回の書籍化を知り「買わねば!」と思われたそうです。)
すごいです。マジで人気ブログです。

 

 

☆『岡山GOGOグルメ隊!』ご購入方法について☆

多数のお問い合わせ、ありがとうございます。

現在、書店店頭に並んでおりますのは岡山県+近隣県ですが、店頭に無い場合でも、全国の書店でお取り寄せは可能です。

ネット書店では、購入可状態となるまでいくらかタイムラグがあるようです。

6/25 22:00現在、購入可能なネット書店は次の通り。

楽天

ブックサービス

ビーケーワン

6/28 お待たせしました!
Amazonでも購入可能となりました!

09.05.11

フィールドオブクラフト倉敷へ

展示即売5月10日(日)倉敷市芸文館まえ広場で、フィールド・オブ・クラフト倉敷が開催されたので、子どもたちをつれて行って来ました。
最近は、サッカーだテニスだと子どもたちも忙しく、日曜日に出かけることも少なくなっていたのですが、午前中のサッカーをお休みして行く事にしました。
子ども達もルーティンばかりでも息がつまるでしょうから、たまには息抜きです。
***
ガラスの器僕は始めてだったのですが、フィールドオブクラフト倉敷は今年で4回目。全国から、陶芸、木工、ガラスなど83名の作家さんが野外テントで展示即売したり、ワークショップがあったりと、天気にも恵まれて賑わっていました。
屋台も出ているのですが、焼きそばとかタコ焼き屋さんはなく、ややおしゃれ系?で、天然酵母のパンやさんとか、カフェ、ジェラートなど。
我が家は、FOMES CAFEさんのとろ~り温玉☆牛甘辛丼とカフェラテ、抹茶ラテなどをいただきました。
***
お目当ては、ワークショップで、上の子は[型を使った楽しい器づくり]を、下の子は[ハンコ染め・木綿のエコバッグをつくろう]をしました。もっと他にもしたかったのですが、人がいっぱいで・・・時間もなくなり断念しました。岡山も、もっといろいろワークショップを開催してほしいですね。結構需要はあると思うけど。
***
うずまきワークショップのあとは、ぶらぶらと野外テントをみて回り、上の子は、器を一客ご購入。小6なのに、ませた趣味だなー。
こんなかんじの器で、岐阜県の槇原太郎さんの作品です。写真も一緒に撮らせてもらいました。ありがとうございました。
ちなみに今回の器の写真や会場風景とかは、下の子に撮らせています。これもワークショップの一環てことで・・・。
***
ワークショップに触発されたのか、家に帰ってからは、3人で泥団子を作成。
泥団子って、うまく作ると金色に輝くんですよー。
ささやかなアートの日曜日。

09.05.01

新発見!エジプト展 in 岡山

少々前の話になるのですが、岡山市立オリエント美術館で開催中の「吉村作治の新発見!エジプト展 ~国立カイロ博物館所蔵品と~」に行ってまいりました。
私が訪れたのは開催初日の4月11日。初日だし吉村先生も来られているし、人多いだろうな~とある程度覚悟をしていたのですが、恐れていたほどではなく、割とゆっくりと展示を見てまわることができました。

2009_0411e69db1e4baac0200

 

2年前「セヌウの青いミイラマスク」も見に行きましたが、今回のメイン展示品は夫婦ミイラの木棺でした。何千年も前のものなのにかなりきれいな状態で残っていて、すごいですよね。やっぱり乾燥した地域のなせる技でしょうか?

 

古代エジプトにもいろいろな神様がいたようですが、なかでも不思議だったのは「月と湿気の神」。それぞれ単独ならわかるんですけど「月」と「湿気」を兼務ってどういうことだろ?夜露とかそういうこと?太陽は乾かすから、太陽に対するものとして月?う~ん、やっぱり古代文明っておもしろい。興味はつきませぬ~。

 

他にもお墓の副葬品やミイラ製作の医術具、死者を護る神々の像などが展示されており、展示品とともに、当時のエジプト人の死生観というものをかいま見ることができ、それがとても興味深かったです。

 

人は死ぬとどうなるか?体から魂が離れ・・・、というのが一般的な日本人の考えだと思うのですが、古代エジプトでは、人は「肉体」と「カー」と「バー」、この3つから成り立つと考えられていました。カーもバーもどちらも魂なのですが、カーは肉体とバーをつなぐ(関連づける?)人格みたいなもの(だったと思います)。そういう概念って日本には無いですよね?魂には人格も盛り込まれているというか。

死への恐れっていうのは今も昔も変わりなくあると思うんですが、そういった(概念的な)違いとかって、おもしろいなぁと思います。

 

そして、第2の目的。
図録を買って、吉村作治先生のサイン会に。一緒にお写真も撮っていただけました。
かなり人が並んでいましたので、流れ作業的になっても仕方ないと思っていましたが、ダンディ吉村先生、すごくにこやかに対応してくださいましたよ~

 

吉村作治の新発見!エジプト展 ~国立カイロ博物館所蔵品と~
岡山市立オリエント美術館にて5月31日まで開催中
http://www.city.okayama.okayama.jp/orientmuseum/

 

そして、オリエント美術館を訪れた際に是非とも見ていただきたいのが、常設展示されているアッシリア・レリーフ「有翼鷲頭精霊像浮彫」です。
紀元前9世紀に強大な勢力を誇っていたアッシリア帝国。その宮殿を飾っていたレリーフの一部で、連なっていた他の部分は、大英博物館やメトロポリタン美術館など、世界の名だたる美術館、博物館に分蔵されています。そんな貴重なレリーフが、なぜか(?)ここ岡山にもあるんです!すごくないですか?平成16年、開館25周年記念事業の一環として取得したもので、その時のお披露目展示会にも行きましたが、「ものすごく頑張って買いました」と学芸員さんがおっしゃっていました。

 

そして、オリエント美術館初心者のためのプチ得情報~♪
美術館近くに、前売券を取り扱っているお店がいくつかあります。昭和の香り漂う飲食店だったり、ふらりと入るには敷居の高そうな備前焼のお店だったりするんですが、入口にポスターが貼られているのですぐに分かると思います。で、会期中でも前売券が残っていることが結構あるので、美術館に入る前に、近くのお店をのぞいてみられることをおすすめします。私は今回も当日、前売券を買いました。

 

帰り道、岡山城の近くを通ってみました。
月とお城が、前を流れる旭川に映り、かな~りいい感じでした。
肉眼で見るともっとキレイだったんだけどなぁ。

 

2009_0411e69db1e4baac0210

 

 

ハッ!水面に映る月。これがもしもナイル川だったら・・・。

月と湿気の神がおわすシチュエーションって、もしやこんな感じ??

09.04.21

岡山市 政令指定都市へ

新年度となり、早くも20日が経過。いろいろとご報告したいこともあったのですが、4月に入ってもやっぱりバタバタで、久々の更新となってしまいました。すみませんっ・゚゚・(>_<;)・゚゚・。
今さらながらのニュースで~す。

 
◎岡山市 政令指定都市へ◎
2009年4月1日、岡山市は全国で18番目の政令指定都市に移行いたしました。
中国地方では広島市に次ぎ2番目。人口約70万人、政令市としては全国最小規模なのでした。。。

てへ(〃∇〃)☆
そして移行に伴い北、中、東、南の4区に分かれました。区名候補としては「桃太郎区」というのもあがっていたようですが(やっぱりか!)、結局はものすごく無難なところに落ち着いたようです。
弊社所在地は北区。一般的には中区が中心部っぽいイメージだと思いますが、岡山市のいわゆる市街中心部は北区となりました。あ、別に弊社所在地が街中の目抜き通りというわけではないのですが、岡山駅付近とか天満屋付近といった、岡山の2大賑わい地域?が北区なんですー。

 

というわけで、所在地が変更(北区が入る)となったわけですが、社名入り封筒などの印刷物はMOTTAINAI!ので現在使用しているものが無くなり次第、新住所入りのものに移行させていただきます。 

    旧住所:岡山市高柳西町1-23

          ↓

    新住所:岡山市北区高柳西町1-23

 
関係者各位、もしも何か不都合等ありましたらご連絡くださいませ。
よろしくお願いいたします。

 

ご参考までに。
岡山市:フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』より
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%B2%A1%E5%B1%B1%E5%B8%82

09.03.28

大ブームのT.K.G.岡山のかめっち。が人気

このところT.K.G.が全国的なブームみたいですね。

 

T.K.Gとは・・・

 

     たまご・かけ・ご飯 を略したものです。
       T    K   G

 

3月2日放送の「めざましテレビ」でもT.K.G.について特集されていたのですが、その中で紹介されていたのが、岡山県美咲町にある卵かけご飯専門店「食堂 かめっち。」でした。

 

そこで人気なのが「黄福(こうふく)定食」と名付けられた卵かけご飯セット。
その定食内容はというと、生卵にご飯、味噌汁、漬物。以上。 ん~、シンプル!
でも、お値段は300円ぽっきり。
そしてなんと、卵とご飯は食べ放題なんですってよ、奥さん!
この卵かけご飯食べたさに、県外からもたくさんの方が来られているそうです。

 

美咲町には、西日本最大級の養鶏場があり、その卵を目玉に「町おこしを!」ということでそもそもは始まったのだとか。
シンプルな料理だけに素材が命。
卵が産みたて新鮮なのはもちろん、ご飯は町内の棚田で栽培した米を釜で炊き、醤油や漬物も地元のものを使うなど、できる限り「美咲町産」にこだわっているのだそうです。

 

人口約1万6千人の美咲町に、昨年は7万人もの人がたまごかけご飯を食べに来られたのだそうです。
専門店があるとは聞いていましたが、まさかそこまでの人気だとは知りませんでした。
びっくりです!

 

後日、B級グルメに詳しい友人にその話をしたところ、
「あぁ、もう3回くらい行った。ご飯時じゃなくても、いつもすっごい人だよ~。」
と言っていました。さすがだ。。。

 

食堂かめっち。
http://www.town.misaki.okayama.jp/kankou/tamago/index.htm

 

T.K.G.の本も出ています。
『365日たまごかけごはんの本』
 

 

卵かけご飯以外でも、卵かけごはん醤油は重宝します。
卵かけごはん醤油 関西風

 
卵かけごはん醤油 関東風

 

 

 

そして、卵かけご飯の次は、「ねこまんま」ブームだそうです。
確かに、不景気風が吹き止まず、家食、内食化が進む中、安くて簡単というところが時代に合っているということなんでしょうね。

「ねこまんま」と聞くと、私などは「ご飯に味噌汁をかけたもの」をイメージするんですが、これも地域によって違いがあるようですね。

ねこまんま本も出ています。

『おとなのねこまんま あったかごはんを極うまに食べる136』
この本では、ご飯に具材を乗せて食べるお手軽レシピを「ねこまんま」と総称しているようです。
火を使わず、分量適当。ごはんにのせるだけ。
メインターゲットはひとり暮らしの若いサラリーマン、ってところでしょうか?
普通の料理本では、男性購入者が1割程度というところ、この『おとなのねこまんま』は3~4割が男性なんだそうです。
 

 

こんなのもありました。

『のっけめし―ごはんをおいしく食べるのっけもの153』
 

 

そういえば、先月ふくろう出版スタッフのM氏が、皆に産みたて卵を買ってきてくれました。
その日の夜は、もちろん、たまごかけご飯!おいしゅうございました。ありがとうございました!

 

たぶんここ↓のだったと思います。
お箸でつまめる新鮮たまご~♪
「アルムの里」ネッカ卵
http://hanjyo.com/arm/index.html

09.01.15

「年明けうどん」と倉敷の“ぶ”

お久しぶりでございます。
言い訳してもいいですか?
私事で恐縮ですが、年末に不幸があってそのまま休暇になだれ込み、バタバタと始まった年明けでは根を詰めすぎ?体調を崩してしまいました。
でも、復活しました!本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。

 

皆さん、大晦日には年越しそばを召し上がりましたか?
今年は「年越しそば」に対抗し「年明けうどん」なるものが登場していましたね。
「年明けうどん」とは、元旦から15日までに食べるうどんのことを指し、純白のうどんにえび天、金時人参のかきあげ、梅干しなど のトッピングを用いて新春を祝うというもの。香川県の麺業界が提唱したものですが、さぬきうどんのみならず全国の名産うどん活性化を目指しているそうです。

 

関東はうどんではなく蕎麦文化なんですよね?
岡山は香川県に近いこともあり、蕎麦より断然うどん派が多いです。何年か前の讃岐うどんブームの際には香川うどん遍路に興じましたが、お店(とか製麺所)によって麺もまったく別物、食し方も様々で、うどんは本当に奥が深いです。といっても私なんてうどんを語るにはまだまだひよっこ。当社には、今でも定期的な讃岐うどん巡りを欠かさないというつわものもいます。うどんの魅力をもっともっと全国の方に知っていただけたらなぁと思います。うどんガンバレ!

 

また、讃岐うどんだけでなく岡山独自のうどんというものもあるんですよ。
岡山県人には、大きな

「ぶ」

の看板でお馴染み、倉敷名物「ぶっかけうどん」。美味しいですよ~♪
その昔、江戸から来たグルメなお代官様が「こんなに腰が強く、滑らかなうどんは食べたことがない」と絶賛したことが名物発祥のきっかけでした。
詳しくはこちら「ぶっかけ亭本舗 ふるいち」をどうぞ。
   http://www.sqr.or.jp/usr/marubu/index2.html

 

他にも、岡山には美味しいものがい~っぱいありまする。

まずは果物。桃にぶどう。これはもう間違いない!絶対の自信を持って世界に送り出せます。

岡山の清水白桃。これがおいしいんです。しかも美しい!

ぶどうだと、マスカットよりピオーネが個人的にはおすすめ。

金に糸目はつけないぜ!という方には「桃太郎ぶどう」を激しくお薦めしますp(・∩・)q

少々お高いんですが、お・い・しー!んです。何だろう。他には無い感じ。

具体的にどんな感じかご説明したいのですが、実は数年前「ぶどう狩り」に行った際、試食させてもらったのが最初で最後。記憶があいまいで・・・。

だってお高いんですもの~。貧乏人には買えませぬ。

でも、具体的にどんな感じだったかはボンヤリしてても、「何?これ!うまっ!!」と思ったあの感激だけは忘れようにも忘れられません。

 

あとはぁ、「鰆(さわら)」でしょうか。全国的にメジャーなさわらの食べ方というと、西京漬けでしょうか??あるいは普通に塩焼き?

岡山では、焼きに加え「お刺身」で食べることもよくあります。

てゆーか、他の地域ではさわらのお刺身をあまり食べないということを数年前に知りました。

ありがとう!瀬戸内海!

さわらのお刺身、美味しいですよ~。お魚大好き!

 

他にも、いろいろご紹介したいものはあるんですが、長くなるのでまたの機会に!

08.12.13

今年を象徴する文字は

日本漢字能力検定協会(京都)が毎年暮れに制定している,その年を象徴する漢字ひと文字。
今年を象徴する文字は

 

 

と決まったそうです。「変化」「変動」を意味して,オバマ米次期大統領の選出や急激に変わる政治・経済情勢,「ゲリラ豪雨」など,こちらも急激な天候の変化などに因んだとのこと。
きっと「変な年」だったという意味も,ちょっとはあるでしょうけどね…。
でも,去年は「偽」で,本当に救いのない字だなと感じたのに比べると,「変」は悪い意味ばかりじゃないし,オバマさんの選出で盛り上がる米国民の皆さんの姿もだぶったりして,「未来に向けて希望を持ち,変化を恐れずやっていこう」という意味に捉えなければ,と思います。
世界中の経済にとって来年は「正念場の年」になるでしょうけどね。

 

さて,そう書いた端からあれですが,先日,まったく変化していない「時の止まったスポット」に足を踏み入れ,言葉に尽くせない感慨を味わう機会がありました。

大学時代の同級生だった男から結婚披露宴への招待があり,実に久しぶりで同期の部員8人が一同に会したのです。
お互い出身地もばらばらの上京組が大半だったため,卒業後Uターンしてからは会う機会がほとんどなくなったまま,ほぼ15年ぶりの再会でした。
お互い腹が出て,髪がちょっと薄めになり,白髪も増えましたが,それでも,まるでタイムスリップしたように,昔のままの顔で会話し笑いあいました。

 

「体育会という,とりわけ密度の濃い世界で苦楽を共にし,試合に勝った嬉しさ,負けた悔しさ,情けない失敗をして先輩に叱られた事などをすべて共有することで,この先長い人生の終わりまで,強い絆で結ばれるもんだよ」
と当時のOBに教えられたことが,今身をもって体験できたなあと,口にこそ出しませんでしたが,全員が間違いなく感じたであろう一日でした。

 

結婚式の前に立ち寄った大学の弓道場。
泣けることに,見事なまでに昔のままのたたずまいでした。
キャンパスはずいぶん立派になっていたのですが,ここだけは「時の止まったスポット」でした。

普段は的が掛かっています。射位からの距離は27m。

「星的」と言い,学生弓道の独特の的です。直径約36cm。

矢を的場へ取りに行くため通る道

 

今回もまた,個人的な感傷にこの場を使ってしまいました。

写真を撮影し,この場に使わせていただいたことへの感謝を込めて,すべての関係者と部員の方へ。

「明治大学体育会弓道部の創立100周年おめでとうございます!!」

 

先週ご紹介できませんでしたが,雉軍団こと「ファジアーノ岡山」見事にJ2最後の椅子をゲットしましたよ!
そりゃJ2は厳しいでしょうが,希望を持って一年間がんばって欲しいものですね。

 

<今年の漢字:「変」に決まる 政治や経済など「変化」象徴>
(毎日新聞 2008年12月12日 14時14分)
http://mainichi.jp/select/wadai/news/20081212k0000e040082000c.html

08.12.06

とんがりジョン

12月になると,岡山でも目抜き通りは街路樹に電球を巻いたイルミネーションが灯り,あわただしくも華やいだムードに街全体が染められます。
12月末の決算に向けた追い込み,一年間の取引をぜんぶまとめての諸処理,さらには,そのまま3月年度末の出版ラッシュになだれ込んで…と,一年でもっともバタバタする季節が近づいてきました。
がんばるぞ!

 

そんな中今年も12月8日,ジョン・レノンの亡くなった日がやってきます。
あれからもう28年,私もいつの間にかジョンの享年を追い越してしまいました。
それでも,とにかく今年もまた12月8日です。

 

私はもう30年以上ロックを聴いていますが,何を求めてロックを聴くのでしょうか?
心地よい気分になりたい,過ぎ去った青春の甘酸っぱい回想に浸りたい,今日も一日仕事がんばろうと気合を入れたいなど目的はいろいろで,目的別のアーティストやお気に入りのアルバムも自分の中でカテゴライズされています。

 

では,ジョン・レノンはいつ聴きたくなるのか?
どうしようもなく心があわ立つとき,とがった気分を解放したい時ってありますよね。
私も人間ですから。誰でもね。
そんな時,私はジョンに救いを求めます。
救い,と言っても決して「癒し」ではなく,ささくれ立っていて,聴いていると余計心があわ立つような,そんなジョンを聴きます。

 

ご存知の通り“ジョンの魂”は1970年,ビートルズの実質的解散後しばらくしてリリースされた,実質的なソロ第1作です。
CD化されて“パワー・トゥ・ザ・ピープル”がボーナストラックとして追加収録されています。
代表曲でありながら,狂気じみたボーカルのためかベストアルバムからオミットされている“マザー”に始まり,あまりに生々しくて,痛々しかったり,悲しかったりと聴いていて良い気分になんかなれるはずのない曲の連続です。
でも,もう30年近く,このアルバムを手放すことができません。
きっとこれからもずっとそうだと思います。

 

どうしても,特に亡くなってからは“イマジン”“ハッピー・クリスマス”などに代表される「愛と平和のメッセンジャー」としてのジョンがクローズアップされるし,それは間違いなくジョンの一側面だし,止むを得ないことだと思うのですが,傷つきやすい,不安定,本質的に弱いなど,誰もが持っている“人間の本質”を詞と曲とボーカルに託して,隠すことなくさらけ出していることこそ,唯一無二の存在であるジョンのジョンたるゆえんだと思います。

 

“パワー・トゥ・ザ・ピープル”は,ジョンが亡くなった直後,評論家の渋谷陽一さんがやった“追悼”番組の冒頭の曲でした。

あまたある“追悼”番組の中,明らかに異質で,強烈な印象を残した番組でした。
一言もしゃべらず,40分間ひたすら曲だけ流した番組でした。

ジョンの魂は曲の中にこそある,そういう意味だったと思っています。

08.11.29

“0系”よ,いつまでも!!

まずはローカルスポーツの話題から….
先週,J2昇格を賭けて地元最終戦に臨んだ“ファジアーノ岡山”でしたが,結果は0-0のドロー.
ついに,全試合同日同時刻開始の今季最終戦の結果で昇格か否かが決まることになりました.
運命の1日はあさって日曜日です.
同じくJ2をめざす“ガイナーレ鳥取”は勝ち点こそ岡山に2点及ばないものの,得失点差では逆に2点リードしているので,勝ち点が並べば鳥取の土壇場での逆転昇格となります.
岡山○なら無条件で岡山,岡山×またはドローなら鳥取○で鳥取が昇格となります.
非常にスリリングでシビアな隣県の昇格争いになりました.
鳥取県の方もきっと大いに盛り上がっていることでしょうね.
でも,こうした地域限定の盛り上がりはいいですね.
住民の郷土愛も高まるし,盛り上がれるものがあるのは幸せなことだと思います.

 

さて,いよいよ11月末日をもって山陽新幹線のレールから“0系”が姿を消しますよね.これ本当に大きな節目だと思います.
1964年の新幹線開業以来,1985年まで20余年もの間,新幹線というと“0系”しかありませんでした.
今はというと,1993年の“300系”登場以来,“500系”“700系”そして“N700系”と次々に新型車輌が投入され,ひとつの型が最新である期間は非常に短くなっています.
確かに“N700系”はとても速いのに乗り心地もよく,設備も行き届いて本当に快適ですが,キャラクターの持つインパクトでは“0系”を凌ぐものが今後現れることはないでしょう.

 

私が小学校3年生の時に山陽新幹線が岡山まで開通しました.
乗り物などにいちばん興味を持つ年代に新幹線をごく身近に体験することができた,たいへん幸運な世代です.
一年に数度ながら親に連れられて神戸あたりまで乗車したものですが,小学生にとって,新幹線に乗ることは非常に“非日常”でエキサイティングな経験でした.
そんな経緯で,“0系”への思い入れは深いですねえ.

 

実は,ふくろう出版のある社屋ビルは山陽新幹線の走っているすぐ脇にあります.
岡山駅から西に1~2kmの地点で,しかも事務所が4階にあるため,ちょうど目の高さを列車が一日中東へ西へと行き来しているのです.
鉄道ファンの集う有名撮影スポットがあちこちにありますが,実はうちもそうしたスポットに遜色ないロケーションなんですよ.

 

今週は去りゆく“0系”を名残惜しんで,慣れない動画撮影にトライしてみました.
撮影場所は社屋の屋上です.
なにぶん慣れないためミスも連発するし,所詮は携帯のカメラですので恥ずかしいような画質ですが,会社のそばを“0系”が駆けぬけたことの記録に,“0系”への愛情と敬意を込めて動画をアップします.
新幹線に胸ときめかせたあの頃と同じ,白と青に塗装された“0系”.
もう見られないと思うと,じーんと来ますね.
“0系”よ,いつまでも!! 丸い鼻カッコよかったぞ!!
今後は“ドクターイエロー”として,ときどき会おうね.

 

 081127_下り

 

081127_上り

 

正直な話,できればあまり会いたくないんですけどね,ドクターイエローには.
何しろ彼らが登場する時間とは…

08.11.22

イチョウ並木と“雉”について

急に寒くなりました。
今日は少し和らぎましたが,今週は岡山でも連日乾いてひんやりとした風が吹き荒れました。
急いでコタツやファンヒーターを出したお宅も多いことでしょう。
灯油が安くなっていて,得した気分ですね。

前前回も書きましたが,ふくろう出版の地元岡山大学には,黄葉や紅葉を楽しませてくれる木木がたくさんあります。
なかでも楷(カイ)の紅葉とイチョウの黄葉は見事で,主役格なのですが,今週,イチョウの方がハイライトを迎えたようです。

私が見たのは19日の水曜日で,好天ながらも,大学北面の通称“半田山”から強い季節風が吹き降ろす一日でした。
イチョウ並木の下から空を見上げると,一面黄色くなったイチョウの葉の間から,澄みきった真っ青な空と真っ白な雲が見えて,コントラストが実に鮮やかでした。
風が吹くと大量の葉がはらはらと舞い,その一枚一枚が陽光を反射して,そこらじゅうで光を放っていました。
地域の方も多数訪れて,思い思いにカメラや携帯電話で写真を撮られていました。

私もいちばんきれいな所から撮ったつもりなのですが,携帯カメラの限界もあるし,そもそも,一枚ずつの落葉が陽光を反射しているところなどは素人の撮影では再現できるわけないですよね。
陽光だけでなく,風に葉のあおられるざわざわという音,そしてあの強烈に存在を主張するぎんなんの臭い…五感すべてで“秋の終わり!!”を感じたひとときでした。
あまり雰囲気が伝わりませんが,ヘタな写真も見てください。

足元の落ち葉もコントラストに一役買っています

一応,岡山大へは仕事で行きました

今日明日と岡山大学津島祭(学園祭)が行われています。
そうそう,毎年学園祭が終わってみると,イチョウは坊主になっているんですよね。

楷はまだしばらく見ごろです。農学部前

もうひとつ,明日は地元岡山のサッカーチーム,JFL所属の“ファジアーノ岡山”のホーム今季最終戦,そしてJ2昇格のかかった試合が行われます。
私は決して熱心なサポーターというわけではないのですが,彼らは一年間J2をめざして必死にがんばってきたはずなので,ぜひ最後にいい思いをしてもらいたいです。
オーレ!ファジアーノ!